ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

ティラミスはPavesiniで!

2009-09-30 | ドルチェ
先日、ティラミスを作った。教わったレシピどおりで満足な出来映え!しかし、maritoは甘いものが苦手でひと口しか食べない。ちっ!おかげで2日かけて4人分を食べ終えた。てことは、砂糖50gはすべて私が消費。。。こうやって体重が元に戻るのね…

で、ティラミスですが、手軽に作るには Pavesiniという薄くて軽いビスケットを使います。表面に砂糖がまぶしてあり、いわゆる日本のビスケットとはかなり違います。日本では、結構厚めのビスケットを使うことが多いと思いますが、厚さを半分にして使うとよいでしょう。と、教わってきました。後に知り合ったFiorentinaからも「やっぱりティラミスはPavesiniだよ~」という発言があり、納得しました。

ところで、このPavesiniですが日本では売っていないようです。なぜ?麻布の高級スーパーにあるというウワサも聞きましたが、ホントかな?
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8月28日 レッスン4日目

2009-09-29 | イタリア滞在記
今日はまず中央市場へ行った。すぐ隣にあるし。Zucchini、Peperone gialloをおじいさんとおばあさんの八百屋で買い、Mozzarella buffaraを?3で買い、別のおじいさんとおばあさんがやっているピクルスの店でPeperoncinoときゅうりを100gずつ?1.7で買い、外のテントでバジリコを買い、市場の横のキッチン用品の店でじゃがマッシャーをゲット!?14は安いのか?

試食の後に、日本ではイタリア料理のアレンジでいろいろなメニューがあるという話になり、「たらこスパ」「明太子スパ」の説明がうまくできなかった。そもそも、イタリアにはたらこや明太子がない(海に近い場所ではもしかして食べるのかもしれないが)。先生も想像もつかないような顔をしていた。通訳さんもこれには困っていて、「たら」って何て言いましたっけ?って私に聞かれてもですよ。「カラスミって何の卵でしたっけ?」とも聞かれた。

ギリシャには「タラモサラダ」というものがあって、日本と同様にじゃがいも+たらこで作る。と言ってみた(ギリシャはイタリアに近いので知っているかと思って)が、、、誰も知らないなんて!

帰りにまたAMEXを探したところ、場所は見つけたがどうも営業しているのか怪しい。昼休みは終わってる時間だったけどシャッターが閉まっていて間から覗いても事務所っぽくないし。これはVeneziaで探したときと同じじゃん!(←やはり潰れていたことが後日わかった。無駄な時間だったぜ!)結局、行き慣れたUffizi横の両替所でしました。

夕方、近所の肉屋でサラミを買った。店のおばちゃんとおじちゃんはかなり愛想がよくない。ていうかこっちの様子をうかがっているみたいで、買うのをやめようかと思ったけどせっかくだから味見して買った。味もよかったので結構いい値段。でも、フラットに帰ったら切れる包丁がないので厚切りになっちゃう。う~ん、99centoショップで買うしかないか?


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8月27日 レッスン3日目

2009-09-27 | イタリア滞在記
今日はまず、バスチケットの1カ月分を買おうと思って7時50分に家を出た。駅前にそれらしき建物もないので、出発前の運転手さんに聞くと、Palazzoの裏だと言う。Palazzoはつまり駅舎だと思ってそれらしき表示なりを探すが見当たらない。今度は駅横にいた別の運転手さんをつかまえて尋ねると、駅の中だと言う。本当に?探したけど見つからない。と同時にもうバスに乗らなければいけない時間になったので、今日は断念してTABACCHIへ向かう。すると、TABACCHIの横に“abbonamento”と書いてあるではないか!おじさんに買いたいと言うと、?34というお返事。あれ、確か?23って聞いてたけど?学割って言わなかったから?名前を書いて日付の刻印を1度すれば1ヶ月間は使えるんだってさ。なくさないようにしよう。←後で気がついたけど、駅のすぐ目の前にチケットを売っている場所があった。かなりわかりやすい位置に!いったいどこを見てるんだか…

ドルチェはヨーグルトで作るベリーのティラミス。砂糖の代わりにハチミツを少しだけ入れている。上から砂糖をかける?と先生からきかれたが、このままでいいと言う。日本のデザートに慣れている場合にはこれくらいがちょうどいい。でも、日本でこのベリーミックスは売っていないよな~

まっすぐフラットへ帰る前に、両替のためにAMEXを探したが見つからず。あんまりぐるぐる歩いたのでのどが乾き、GROMでリモーネのジェラートを食べた(結構甘い。その前に食べたドルチェが甘くなかったから余計にそう感じたのだろう)。そうそう、STANDAも行ってみた。ちょっと遠かった。ていうかこんなに暑い昼間に行かずとも別の日に改めて来よう。買ったものは、真中に青唐辛子が入ったオリーブとティラミス用のビスコッティ“Pavesini”を2パック。割れずに持ち帰れますように!

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8月26日 レッスン2日目

2009-09-27 | イタリア滞在記
昨日は歩いて先生のお宅へ向かったが、今日からはバスを使うことにする。TABACCHIではいかにもという感じのイタリアおばさまがいつまでも話すのをやめなくて、その話が終わることを確認して切符を買った。TABACCHIのおじさんはsinpaticoだ。バス乗り場には早く着きすぎて、既に太陽がジリジリ照りつけるバス停で日よけもなく待つことになってしまった。

バスの所要時間はおよそ15分ほどだったので、あっという間に着いてしまった。道路が直線になると運転手さんはかなり飛ばす。だいたい車内でバス停の案内なんてしてくれないから、自分が降りるバス停をしっかり覚えておかなければいけない。昨日歩いたおかげで道が確認できてよかった。先生のお宅へ着いたがお留守みたい。で、外で座って待っていると先生はバイクで恐らく中央市場から帰ってきた。なんて元気なんだ!

仕事着に着替えて(←チュニジアの服といっていた。とてもおしゃれな感じ。冬はこの上に“ありがとうございます”とプリントされたエプロンをつけるんだって)メニューの説明などをしていて、時間帯が9時からは早いから10時からにしたいわ。みんなはどう?と問われたので、私はかまいませんよ。と答えたが、他の参加者の都合により、結局9時そのままとなった。

材料でエシャロットを使った。どう見ても日本ものと違う。大きいし色が紫だ。よく調べたら、日本で「エシャロットまたはエシャレット」と呼んでいるものは生食用のラッキョウで、全くの別モノだった。ちゃんと正してくれないと困るぜよ。

毎日のメニューは、「何か作りたいものはある?」と先生が参加者の意見をきいてくれる。参加者はそれぞれあれが作りたいこれが作りたいと言って先生がメニューを組み立てていく。しかし、この頃はあまりにも暑い日が続いていたため、オーブンを使った料理はお願いだからやめてと先生から言い渡された。確かに真夏はキッチンに立つことすら極力避けたいしね~。

しなみにこの日は、前菜とドルチェは火を使っていない。




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8月25日 レッスン1日目

2009-09-26 | イタリア滞在記
8時半に通訳さんと待ち合わせ(私は通訳なしのコースだったが初日のみ先生宅へ連れて行ってもらった)で先生のお宅へ向かう。徒歩で歩きだしたが、30分あった。結構遠いなあ。でも、centoroから離れているためゆとりのあるお宅が多い。先生宅も同様で、立派なお宅でした。亡くなったご主人(画家さんで、そして息子さんも画家というアカデミックなお家)の絵がお部屋の壁に所狭しと掲げられている。大きな窓からは明るい日差しがさんさんと降り注ぎ、扇風機3台フル稼働していました。黒ネコちゃんの親子はどこにでも座ってなんとも居心地がよさそう。お部屋に通されてすぐにラフマニノフが聴こえてきた。音楽の趣味もようございます!

まずはお土産に持って行った“砥石”に興味をもっていただきました。て言うかこのアイデアはmaritoが発案者なんだな~。ただ、いわゆる手のひらサイズの日本でいうと“ナイフ”の部類?のものがいくらでも売っている(1ユーロショップでも3本まとめて売っている)ので、一般家庭には砥石を必要とする包丁というのはないに等しいのかもしれない。

それから、今日のメニューと材料と分量の説明をしてもらい、レッスンがスタート。ちなみに今日はMちゃんと私の2人と通訳さん。先生の話すイタ語をすべて理解するのは…大変です。事前に料理用語を頭にいれておくんだったー!会話ももう少しテンポ良くできないとだめじゃーん!1日目にしてすでに自分に激しくダメだし!!!

Mちゃんは通訳付きコースなので、その人が訳しているのを聞いて、自分が理解できたこととできていないことを頭の中で整理しながらのレッスンだった!