1月1日の日経の1面は「さあ国も会社も男も女も 少子化に挑む」でした。
記事によると、戦後を起点にすると日本は還暦を迎えましたが、この間で女性が生涯に生む子どもの数「合計特殊出生率」は、4.5人から1.29人となりました。いま頂点の日本の人口は坂を転げるように減り始めます。
少子化と過疎の影響で、この10年間で廃校になった小中高校は二千を超え、廃校になった学校が高齢者の施設として生まれ変わったところもあります。
2030年には、人口減少社会により道路や橋などの社会資本の整備ができなくなることが心配され、更には社会資本を維持することすら困難な時代となる恐れがあります。
一方で、昨年1年間の新生児は110万人余りでしたが、中絶件数が30万件を越しています。特に第三子を身ごもった女性の13%、第4子では30%が中絶を選んでいます。中絶する女性の三分の一が「家計の問題」で、この豊かな日本で経済的な理由で6万件の中絶があるそうです。
この記事を読んで、少子化問題と国・自治体の借金問題とはよく似ているなと感じました。
どちらも次世代に膨大なツケを廻して、20年後30年後に破滅的な状況をもたらすのにも関わらず、現在の政府(国・自治体とも)にそれほど危機感がない点です。
老人の増加で介護が社会問題となると介護保険制度などが整備され、多額の税金も投入されてきました。高浜町でもここ最近の施策の多くは老人対策を念頭においたものです。直面する課題があると対応されるのですが、子どもの数が減っても直ぐに対応しなければならない問題に直面することがありませんので、ほとんど何もしないのです。
財政問題もそうです。今のところ借金さえしておれば、当面は困る人もいないので増税や歳出削減などを口にする人は少ないのです。聞こえてくるのは、あれを作れこれを作れの大合唱です。
しかしこうした記事を読むたびに、こんなことでいいのか心配になってきます。大合唱の人々に、もっと20年後30年後の日本をイマジネイションして欲しいものです。
急速に人口が減っていくこの国で、子どもを増やす努力もしないで、従来の拡大路線のままで社会資本の整備を進めていって、あとは頼んだと、数少ない子どもたちに膨大な借金と維持の必要な社会資本と贅沢三昧しか知らない大量の老人を託していってもいいのか、正月早々暗い気分になりました。
記事によると、戦後を起点にすると日本は還暦を迎えましたが、この間で女性が生涯に生む子どもの数「合計特殊出生率」は、4.5人から1.29人となりました。いま頂点の日本の人口は坂を転げるように減り始めます。
少子化と過疎の影響で、この10年間で廃校になった小中高校は二千を超え、廃校になった学校が高齢者の施設として生まれ変わったところもあります。
2030年には、人口減少社会により道路や橋などの社会資本の整備ができなくなることが心配され、更には社会資本を維持することすら困難な時代となる恐れがあります。
一方で、昨年1年間の新生児は110万人余りでしたが、中絶件数が30万件を越しています。特に第三子を身ごもった女性の13%、第4子では30%が中絶を選んでいます。中絶する女性の三分の一が「家計の問題」で、この豊かな日本で経済的な理由で6万件の中絶があるそうです。
この記事を読んで、少子化問題と国・自治体の借金問題とはよく似ているなと感じました。
どちらも次世代に膨大なツケを廻して、20年後30年後に破滅的な状況をもたらすのにも関わらず、現在の政府(国・自治体とも)にそれほど危機感がない点です。
老人の増加で介護が社会問題となると介護保険制度などが整備され、多額の税金も投入されてきました。高浜町でもここ最近の施策の多くは老人対策を念頭においたものです。直面する課題があると対応されるのですが、子どもの数が減っても直ぐに対応しなければならない問題に直面することがありませんので、ほとんど何もしないのです。
財政問題もそうです。今のところ借金さえしておれば、当面は困る人もいないので増税や歳出削減などを口にする人は少ないのです。聞こえてくるのは、あれを作れこれを作れの大合唱です。
しかしこうした記事を読むたびに、こんなことでいいのか心配になってきます。大合唱の人々に、もっと20年後30年後の日本をイマジネイションして欲しいものです。
急速に人口が減っていくこの国で、子どもを増やす努力もしないで、従来の拡大路線のままで社会資本の整備を進めていって、あとは頼んだと、数少ない子どもたちに膨大な借金と維持の必要な社会資本と贅沢三昧しか知らない大量の老人を託していってもいいのか、正月早々暗い気分になりました。
小幡議員のファンのひとりです
いつもレポートを読むのを楽しみにしております
議員の自覚と情熱を持ち多彩な方面に勉学されて
その豊かな知識にはいつも感心しています
より精進されて目指す町づくりにご活躍下さい
応援しております 気合ダー ハスッルハスッル
頑張ります。
同じところです。
「高浜町は子育てがしにくい」という話を聞きまし
た。事情があって年度途中に3才未満の子供を預け
ようとしたけど断られたそうです。隣の大飯町では
そういうことがないとか。
人から聞いた話なので、自分は真偽はわかりません
。そういうえば、学童保育もないですね。
あと問題は、高浜町役場の職員の対応です。
その話をしていた人は支離滅裂と憤慨されていま
した。
自分も極まれに役場に出向きますが、窓口でこん
なことがありました。
・「おたくさん」を連発
・何もしゃべらないな?と不思議に思ったら
ガムを噛んでいた。
・聞いていることを答えてくれないので、何度も
確認したが、周囲は聞こえないふり。
たまらず、若い職員が間に入ってくれた。
高浜町役場については、いい話を聞かないのは
自分だけでしょうか?
文句ばかりでごめんなさい。
就学前児童の医療費補助や第三子出産祝金など金銭面での制度は充実していても、確かに胸を張って自慢できる環境にはないと私も感じています。
今後とも子育て環境の充実した町になるよう努力を続けます。
役場職員についてはいろいろな意見を私も聞くことがあります。
もちろんよくやっていただいているとの意見も多くありますが、ご指摘のようなことも聞いたことがあります。
役場は工場のように品物を製造しているわけではなく、住民にサービスを提供するのが仕事です。
そしてそのサービスとは、例えば何かの助成金制度があるとすると、その助成金を交付するというのは、大切な税金から支出される助成金を、助成を受ける住民にお渡しするサービスそのものが仕事なわけです。
(お金を出すのは納税者で、出すか出さぬか決めるのは主権者である住民が選挙で選んだ代表)
間違いなくお渡しすること自体は仕事というよりも、それが達成できなければ、むしろ事件・事故の類となるわけです。
従って、その助成金をお渡しする過程で、もしも受け取る住民の方が嫌な思いをされたりしたら、サービスを提供したことにはなりませんので仕事をしたとはいえません。
窓口対応については意識改革が重要であり、そのためにはトップマネジメントが求められると強く感じております。
役場は、入った瞬間、なぜか雰囲気が暗い、怖い・・・といった何とも言いようのない印象が抜けず、用事がない限りは極力、行きたくないところです。
少子化には直接関係ないですが、治安状態が悪いこの世の中、田舎は田舎で町、地域、
学校、家庭が一体となって子供に関心を持ち
子供を守っていくのが大人の役目ではないでしょうか?確かに何年か前よりは補助金なども充実して金銭面的には良くなったのかもしれないけれど、我が家は子供がいないから関係ないとか、学校はもう家に帰したから責任はないとかいった意識改革を変えて子供が安全に高浜町内で生活できるような環境作りを
お願いしたいです。
しかしこれは、庁舎の老朽化がかなりのウエイトを占めているように感じます。
歳出を節約し古い庁舎で頑張るのもひとつのポリシーですが、改装やレイアウト変更など親しみ易い庁舎にする努力を重ねるのならともかく、昔と変わらない窓口の雰囲気をそのまま引き摺るのは、怠慢と言われても反論できないのではないでしょうか。
総合窓口を設置するとしながら、まだ実現していないのも気になります。
課題として勉強し、一般質問などで提言していきたいと考えております。
また、子どもの安全確保についても、特に奈良県の事件以降、私自身も強い関心を持っておりますし、児童の保護者の方々は皆さんそうだと思います。
和田地区委員会では、子ども110番の取り組みを始めましたが、こうした問題は地区や学校に任せておくだけではなく、行政が積極的に取り組んでいくべき課題だと考えています。
万一、犠牲者を出してしまっては、取り返しがつきませんので、このことについても勉強して、一般質問などで提言していきます。
コメントありがとうございました。
子供の安全対策については和田だけでなく是非、町をあげて何らかの対策をやってほしいです。
民間のサービス産業で顧客対応に力を入れないような会社は、間違いなく淘汰されます。
地方分権は、民間なら当たり前のことを自治体に求めてくることを意味します。このため、今後は自治体間の競争の時代となるのではないでしょうか。
こうした時代にあって、サービス業の行政が顧客(住民)対応に力を注がないようであれば、その自治体はやがて衰退する運命にあると思います。
個々の職員ではなく、役場の風土改革に取り組んでこなかったことに原因があると思います。窓口における住民対応の良し悪しが如何に大切なことかと思える感性も必要です。庁舎の改修や総合窓口の設置は、そうした感性のひとつの象徴だと思っています。
自治体改革はトップのリーダーシップにかかっています。地方分権の時代に、その自治体が発展するか衰退するかは首長の力量に大きなウエイトがかかっているのです。
議員の立場でできることには、自ずと限界がありますが、誰かが行動しなければ何も変わりません。今後とも努力してまいります。
子どもの安全対策は、町をあげて実施すべきとのご意見には同感です。
今月25日から5カ所に分けて開催されますね。
チラシをみて知りました。学校関係者(PTA関係)も参加を呼びかけて又、学校の中でもこういった集会をもってもらえばいいなと思いました。