先日、塩野七生氏の本を読み終えた「日本人へ リーダー篇」にこんな話が紹介されていました。
カルタゴの名将ハンニバルに勝って救国の英雄と賞賛されていたスキピオは、わずかな額の使途不明金を理由に裁きの場に引き出されたそうです。数年後には無罪が確定するのですが、そのときにはすでに、この救国の英雄の政治生命は断たれた後だったという話です。
どうしても小沢氏の問題を連想させられる話です。
小沢氏の政治生命が今後絶たれるかどうかは分かりませんが(私はもちろん復権を望んでいますが)、紀元前のローマ帝国でも現代の日本でも、政治の本質は変わっていないようです。
カルタゴの名将ハンニバルに勝って救国の英雄と賞賛されていたスキピオは、わずかな額の使途不明金を理由に裁きの場に引き出されたそうです。数年後には無罪が確定するのですが、そのときにはすでに、この救国の英雄の政治生命は断たれた後だったという話です。
どうしても小沢氏の問題を連想させられる話です。
小沢氏の政治生命が今後絶たれるかどうかは分かりませんが(私はもちろん復権を望んでいますが)、紀元前のローマ帝国でも現代の日本でも、政治の本質は変わっていないようです。