静聴雨読

歴史文化を読み解く

人生の結節点(決算のとき・4)

2012-01-06 07:24:29 | Weblog

 

「決算のとき」はシモーヌ・ド・ボーヴォワールの一連の自叙伝の最終巻の邦訳(朝吹登水子訳)に付けられたタイトルで、原題は「Tout compte fait」です。英語に直訳すれば、「All calculations Done」でしょうか。「決算を終えて」ということですから、「今人生を振り返ると」と言い替えてもいいでしょう。

 

ボーヴォワールに倣って、私の人生を振り返ってきましたが、多くの点でやりたいことが実現してしまった、あるいは、実現の道筋がついた、というのが私の「決算」です。これからは、新たな生きがいを探す旅に出ることになります。

 

かといって、新たに大事業を立ち上げることは考えにくいのが現実です。当面は、母の絵を整理してヴァーチャル美術館を作る作業と、将棋愛好会の育成に注力していくことになりそうです。  (2012/1

 

 


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