静聴雨読

歴史文化を読み解く

ブックレット

2012-11-06 07:46:31 | Weblog

 

「いつもブックレットを送っていただき、ありがとう。でも、これは手間がかかるのじゃないの?」

「いいえ、元のブログがありますから、ブックレットに仕立てるのに余り手間がかからないのですよ。文章はほとんど手直ししていません。」

「それにしても、立派な装丁で、金と手間がかかっているように見えるけれども。」

「いえいえ、手元のプリンターでできる範囲で仕上げています。また、製本のホッチキス止めの都合で、16-20ページに抑えています。」

 

「もし、君がブックレットを作るのを「義務」だと感じ、義務を遂行するのに大変な手間をかけているのだったら、一層、ブックレットを作るの止めてしまったら? そう思うなあ。君の書くエッセイを読みたい時には、ブログ「晴釣雨読」にアクセスすればいいわけだし、まとまった文章を読みたい時には、君が定期的に発行するという私家版文集をひも解けばいいのじゃないかなあ。」

「まず、第一に、私にとって、ブックレットを作るのは「義務」ではなく、「趣味」の一つです。編集・印刷・製本のすべての過程が楽しくてしょうがないのです。第二に、私より上の世代では、PCに馴染まない人もいて、そのような人に読んでもらいたいのです。そのような人は、逆に、私家版文集の分厚さに怖気をふるう人も少なくありません。この程度の厚さなら、気軽に手にとってもらえるのではないかと考えました。また、年賀状の代役にも使っています。」

 

「ところで、ずいぶん文字が大きいと思うのだが。」

「MS明朝の12Pです。単行本の9Pに比べて確かに大きいです。これも、私より上の世代に読んでいただきたいために、文字を大きくしました。」

 

「読みやすくするなら、写真をふんだんに挟んだらいいのに。」

「文章一本で読者を惹きつけたい、というのが私の願いです。やがて、筆力が衰え始めたら、写真に頼るようになるかもしれませんが。」 (2012/11)


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