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いろんな分析

2021-11-03 23:07:06 | 時事

「各社の選挙結果と予想の乖離」、こんなネット記事見つけました。

いろいろな番組で取り上げられています、この方の記事、これでほぼこの選挙結果分析纏められるのでは と。

肩書も選挙コンサルタントとのを表示、「大濱崎卓真」氏

本人の予想や各社の予想も含めて、その敗因を分析しています。

選挙コンサルを謳う本人どんな予想・結果分析だったか?

先ず本人の結果予想と、各TVメディアの出口調査予想を挙げてみます。

大濱崎卓真

与党 265議席(自民236 公明29)

野党 200議席(立民133 共産17 維新他50)

各TVメディア

NHK  自民 212~253  立民 99~141

日テレ  自民 238     立民 114

テレ朝  自民 243     立民 113

TBS   自民 239     立民 115 

テレ東  自民 240     立民 110

フジ   自民 230     立民 130

出口調査は、実際の投票所の出口にて、投票を終えた方からの情報を基に予想した結果であり、

普通はあまり実際の結果との差は出難いらしい。

今回、どーだったか、ご存じの様に 自民 261 立民 96 と大きな差があります。

NHKなんぞは、これでもかという巾を持たしてどう頑張ってもこの中に入るだろう と云う素人からみれば雑な予想です。

実際他民放の予想、さほど大きな差はありません。

この種の予想、それなりの理論を基に出す予想らしく、エイヤッと云う予想でもない様です。

にも関わらず、この差なんで?と。

そこでこの方、こんな解析を。

接戦区が非常に多かった、電話調査手法のリーチ限界、若い世代を中心とするネットパネル調査のパネル数が増えたことによる予測的妥当性の高まり、

朝日新聞社調査のモデリング手法の高さ(新聞社の中では予想が結果に最も近い)、「自民党支持」と回答することの電話調査での回答忌避、

電話調査の多さによる完全回答者の偏りなど、様々な理由が考えられる。

NHKの数字というのは、報道に対する予算が多く出口調査に人的リソースが多く割けることから、民放の数字よりも格段に信頼性が高いとされている。

しかし、上表の通り広いレンジを設けたのにも関わらずそのレンジ外に数字が着地したことは、出口調査も含めた予測ですら、困難だったことを裏付ける。

出口調査は電話調査と異なり、回答者の全員が(虚偽でもない限り)投票者であり、投票棄権者の数字が調査結果に反映されないことになる。

出口調査の結果には、与党不利・野党有利の傾向が若干残っており、接戦区での判定に誤りがあったことがうかがえる。

この原因についても今後究明が待たれるが、期日前投票者数が増えたことによる期日前投票の出口調査の割合が相対的に少なかったこと、

出口調査に回答する回答協力者に与野党支持の偏りが存在するとみられること、接戦区において政治記者によるバイアスが働いている可能性が否定できないこと、

などが挙げられます。

 

選挙期間中に大きなサプライズやイベントは無かったものの、(与党側政治家による失言など)野党に追い風だった時期と

(野党側政治家による失言など)与党に追い風だった時期とがあり、これらの風向きを予測で捉えきれなかったことも、

予測と実際との乖離に繋がった可能性がある。

この衆院選を受けて報道各社がどのように選挙・情勢報道を変えていくのか、また情勢調査の手法が変わるかどうかにも注目したい。

 

いろいろ御託並べていますが、外れたことへの一定の反省があり、今後どー変化するか楽しみです。

コメント
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