世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

資源小国の日本は“人づくり”が発展の原動力、とは言うが!

2008年07月11日 | Weblog

~にも拘らず「人づくり」が地に落ちた。大分県の不祥事は氷山の一角か

も知れないが、あまりにも露骨で悪しき慣習が大手を振って罷り通っていた事

自体が日本の未来を暗示している様で寒心に堪えない。連日連夜テレビでも

取り上げられ識者を交えて徹底的に批判されている。近年、稀に見る不祥事で

ある。汚職、談合、贈収賄、食の偽装、生コン等々・・・あらゆる分野にわたって

不正が暴かれ露呈した。・・・とうとう、と言っていいのか、遂に“人づくり”という

崇高な使命に燃えた取り組みの現場にまで司直の手が入った。倫理観の欠如

では済まされない。・・・『<日本の国の容(かたち)>の有り様』の問題にまで

収斂する大問題である。一国の総理、文科相(省)の大号令の基で喫緊に取り

組むべき命題である。有耶無耶(うやむや)のうちに解消してはいけない問題で

ある。確かに現時点では「教育公務員特例法」で拘束されているが、超法規的

態様 でどうにかせねばならない問題である。言われるところの一般公務員の

採用とは異なり筆記試験の点数だけで採用するのではない、人物、指導力、社

会性、協調性等々、総合的に勘案し精査して採用している、と人事担当者はい

う。それもそうだろう。「“試験”採用」ではなく「教員<選考>」である。――“選

考”である――。確かに「教育公務員特例法」には、そう記述されている。“点

数”のみで採用はしていない。人が人(児童・生徒・学生)を教える崇高な使命

を担っている教育である。だからこそ立派な人物(専門的知識、社会常識、倫

理的識見を有する)が要請される。それ等に相応しい人物を選考し採用するの

が人事採用担当者の職責であり使命である。・・・~にも拘わらず、その特権を

逆手に執って不正を働き私利私欲を肥やす。そういう人物が教育の現場に携

わっているとは・・・。もう、開いた口が塞がらない域を通り越している。責任を

執って身の処遇を考えるべきだ。クリーンな大分県のイメージを取り戻し、一日

も早く修復し回復する事を切望する。心ある善良な人たちが明日の大分を担う

べきだ。期待したい。・・・