世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

地産地消の高品質食材相応の値段とフードマイレージ!

2008年07月19日 | Weblog

グローバルスタンダードに迎合する必要はない。そのトレンドに乗り遅れ

まい、と もがく 必要もない。WTOもEPAも必要最小限に留めて日本独自の農

水産林業を育成したら よい。天然の、悠久の美しい日本の自然が、見る見る

うちに失われていく寂しさを感じる。寂寥感がする。四季折々の情景は自然か

らの 贈り物 であり、摂理 であり、畏敬の念 を禁じえない。その貴重な贈り物

は営々と築いてきた古人からの重宝な遺産でもある。何故、開発の美名のもと

に破壊しつしていくのか?!・・・理解に苦しむ。元通りにするには数百年という

途方もない歳月を要する。腹元が如何に難しいかが専門家は指摘する。古

来、その自然に育まれて日本人の 情操は陶冶 されてきた。日本の日本らしい

情操が詩歌や文学作品を生み出した。あの兼好法師の「徒然草」も、清少納言

の「枕草子」も、更には 世界最古最大の文学小説「源氏物語」も、そういう日本

の自然の風土から生み出されてきた。日本独自の“わび”や“さび”も、芭蕉の

俳句も情操豊かな風土からの影響で誕生した。・・・その貴重な文化遺産を失

い減少させていいのか、立ち止まって考えてみたい。・・・現在、この地球は滅

亡の一途を辿っている現実にある。地球温暖化の影響で天災地変・人災が、

北極はおろか地球の隅々、至る所で頻発、続発している。その原因の一つがC

O2の排出である。その削減に世界のトップや学者・有識者は提言しているが、

国家ナショナリズムのエゴでラチがあかない。そういう世界の現実に直面してい

るからこそ、日本は独自性を出すべきだ。内向きと言われ様が、日本の自然を

死守する必要がある。<島国>だからこそ、日本の美しさを ガラパゴス諸島

並みに保存し永続させる必要がある。後世の人類の為にも有益である、と思う

からだ。世界最大の消費国、日本は地球の果て 対極から食材を運んで胃袋を

満たしている。フードマイレージが最大でCO2を撒き散らして地球を汚染して

いる。もう、そろそろ、この辺で足を引いて “先祖がえり” を実行に移す時期

だ。日本の美しき天然の自然を守りながら 高品質、高付加価値の高い産物、

食材を生産し、それ相応のリーズナブルな値段(極言すれば 高品質、高付加

価値が高い産物、食材、<安心、安全>が保障され確保されている産物・食材

>には、相応の高い値段)で「地産地消」に努める時期に来た。それが、永続

的に日本が独自に生き延びる道であると思う。『消費者』には、“安心安全”が

確保され その代償として品質の保証されている国産を、育成すべき責務を感

じてほしい。消費者マインド が<国内産を育てる>決め手になる。品質の保証

されない外国産品より“安心・安全”を買う 気概を消費者は生産者と共有すべ

きだと思う。・・・もう一度、極言すると ――「<高い値段>を支払って、<高い

値段>で買って『安心・安全』を確保する自覚、それは<自分の事は自分で守

る>、と言う“自己防衛”に繋がる。間接的には<生産者を育てる>事に繋が

る。補助金だよりの、あるいは 補助金ばらまき、の悪しき悪弊を断ち、税金の

無駄を省く事に繋がる。その省いた税金は「福祉」に使途する。―― となる。 

そういう「地産地消」は、世界を荒らしまくっているグローバルスタンダードという

巨大な魔物に対抗する唯一の手段である。何にも優先して取り組むべき、これ

からの為政者、国民(生産者、消費者)の共有すべき事項であると思う。・・・

 


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