ご承知の通りガソリン値上げ、諸物価高騰で台所を直撃し家計が逼迫し
ている。例年 親戚、友人、知人に欠礼した事はなく“暑中見舞い”と“年賀状”
だけは届けてきた。ところが数百通となると、そうもいかない。年に1度の「年賀
状」だけに留める事にした。知人・友人、貴殿よ! あしからず、ご了承下さ
い。・・・さて、大暑の夏も過ぎ本格的な真夏日の訪れだ。特に ここ沖縄は亜熱
帯特有の じりじり した夏日が続く。CO2排出も程ほどにクーラーはシャットア
ウト。扇風機で我慢している。それでも電力はウナギ登りだ! この暑さでは し
ょうがない・・・。仕事の能率も落ちている。全てに低落ぎみだ。だが しかし、短
所も長所! 春夏秋冬、四季のはっきりした日本は、折々の季節感を醸してい
て世界一、住み良い国だ! こんなに自然に恵まれた島国は他にはない。異
論もあろうが二千有余年の長きに渡って単一民族で構成され血筋の濃い同族
で歴史、文化、民俗等を形成してきた。欧米の様に国境紛争・争奪戦がなかっ
た。荒々しい牧畜民族ではなかった。狩猟民族の延長として今日に至ってき
た。こじんまり と 共同協働共営で営々と歴史文化を築いてきた。その帰結が
今日の日本だ。そういう日本の独自性は出自に纏わるアイデンディディーの問
題に行き着く。流行りのグローバルスタンダードに追従する必要はない。日本
の独自性で世界に表出していくべきだ。何でも世界一の米国に追従していれば
良い、という“安心安全の<神話>”は崩れかかっている。輸出にしても中国、
インドに凌駕されている。輸入も中国、インド、東南アジアにシフトしてきた。残
るは「安全保障の<核の傘>」のみだ。それが 対等平等 の真の 同盟関係 を
窮屈にしている。極言すれば<対等平等>の“互恵関係”を阻害している。そ
れでは 何時まで経っても、米国の「核の傘の保護の元」に安住せざるを得なく
なる。真の日米同盟、対等平等 の<互恵関係>は構築できない。それが現状
の自公民・与党のスタンスであり限界でもある。・・・近隣諸国、特に北朝鮮の
核の脅威、中国の軍拡、そういう諸々の悪条件?を克服する日本独自の外交
を、日本の現在保持している、持てる力で、物心両面(先端技術を含む技量、
技能、先駆的環境技術等の総体)で貢献していく 柔らかい外交、柔軟織りまぜ
ての「<知>の 優柔硬軟」で独自性を発揮して展開していくべきだ。そういう日
本のスタンスが世界から尊敬される独立国としての日本の確固たる立場の堅
持になる。もう、そういう時期に日本は来ている。世界も、そういう日本のスタン
スを期待している。・・・暑中見舞いの中止に鑑み、欠礼した分、補考の意味で
開陳した。
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