世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

官僚提出統計は三者口裏合わせのマヤカシもの!?

2008年06月05日 | Weblog

・・・と疑われても致しあるまい。厚労省の「モデル調査」の発表だ。厚労省

保険局は75歳以上の後期高齢者医療制度の適応で1100万人は7割減にな

る、と発表した。12のモデルを抽出して集計しそう結論づけた。与党の作業チ

ームと厚労相と保険局の三者は見事に“7割説?”で一致した。三者口裏合わ

せ と言われても致し方あるまい。しかも全国一の負担増の沖縄の県議選の直

前に、だ。どうも腑に落ちない。統計の魔術の最たるものだ。統計の前提の“1

2モデルの抽出自体”が信用できない。どういう基準で、どういう客観性で、選

定してのものなのか皆目分からない。発表も官僚の統計を、そっくりそのまま

妄信してのものだ。国民に分かりやすく説明責任を果たすべきだ。今日の国

会でも野党が質問し、質したが明確な答弁は得られなかった、と聴いている。

然もありなん、と思った。しかも厚労省保険局の答弁(テレビ視聴時の記者の

質問に対しての)は <“結果速報調査”なので正確ではないが云々・・・>と曖

昧な自信無げな答弁を繰り返した。―隣の同僚に自信なげに窺うように―。い

やはや、もう、<まやかし>と言われても致し方あるまい。しかも低所得者層ほ

ど負担が大きくなった事も判明した。沖縄県をはじめ東京都も同じだ。厚労省

の以前の発表とは逆になっている。だから幾ら正当性を主張し繕ってみても、

う国民は信用しない。騙されない。廃棄か、一から出直すか、どちらか、しか

い。再考を願う。・・・