道南・函館の観光が好調に推移

　北海道新幹線の新青森－新函館北斗（北斗市）が開業し、４カ月が過ぎた。北海道南地方や函館市の観光は好調に推移している。

　函館の観光や宿泊施設は昨年度と比較し、利用状況は好転している。函館が仙台圏や首都圏と直結したことが観光振興につながっている。

　国内旅行者の「函館特需」により、外国人客の来訪がややトーンダウンしているようである。今後は宿泊施設の充実が求められる。函館市は北海道の最南端という地形も影響し、観光客に占める宿泊比率が非常に高い。そのことも踏まえ、今後は宿泊施設の充実が求められる。

　函館市の近くでは北斗市くらいしか都市は見当たらない。このことからどうしても宿泊客は函館市に集中することとなる。首都圏から距離が遠いので、簡単には日帰りはできないのである。