セブンイレブンが2018年にも沖縄県へ出店

　コンビニエンスストア最大手のセブン－イレブンが2018年にも沖縄県へ出店することとなった。

　セブンイレブンは沖縄県を除く４６都道府県に出店していて、沖縄県が唯一の空白県である。セブンイレブンは沖縄県に出店することで業界最大手の地位を維持しつつ、さらに店舗数増加による売上拡大を目指す意向があるものとみられる。

　沖縄県では現在、ファミリーマートが最多の店舗数であり、ローソンがそれに続く。セブンイレブンは沖縄県では後発とはなるものの、１店舗当たりの売上高は他の追随を許さず、１０万円以上上回っている。

　沖縄県は地方では数少ない人口が増加している県であり、他県よりも出店余力をあるものとみられる。合計特殊出生率は全国一高く、全国よりも少子高齢化は緩く進行している状況である。

　セブンイレブンは特定の地区に集中的に出店する「ドミナント戦略」を用いているケースが多い。このことから近くにコンビニがない場所ではあっという間にセブンイレブンが出店ということが考えられ、それが普通となる日がそう遠くはないとみられる。