北海道新幹線・新青森-新函館北斗(北斗市)が今年3月に開業した。現在、2030年度末の開業を目指し、新函館北斗-札幌の建設工事が実施されている。
整備ルートは決まっているので、後は工事が順調になされるかどうかである。ただし、現在、札幌駅の新幹線ホームをどこに建設するかでもめている。北海道や札幌市、建設主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構は在来線ホームを削減し、駅中央に整備することを求めているのに対し、JR北海道は東側に整備することを求めている。東側案は現在の在来線ホームから300mほど東側に整備されるという。
300mの移動は徒歩だと4分である。そんなに極端な時間ではなく、そう遠くはない距離である。大都市圏の駅では300m程度の移動での乗り換えの機会は少なくはない。徒歩4分の負担を軽減させたいのであれば、歩く歩道であるエスカレーターを整備し、移動負担を軽減させればよいだけの話である。
むしろJR札幌駅の新幹線ホームに近い場所に新幹線口を設けることで駅にアクセスしやすくなるというメリットもある。新幹線口の設置は新たなまちづくりの契機ともあり、さらに集積度を高める可能性を秘めている。
札幌駅の新幹線ホームを東側に設置することで、在来線のホーム数を減少させる必要性はなくなる。
整備ルートは決まっているので、後は工事が順調になされるかどうかである。ただし、現在、札幌駅の新幹線ホームをどこに建設するかでもめている。北海道や札幌市、建設主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構は在来線ホームを削減し、駅中央に整備することを求めているのに対し、JR北海道は東側に整備することを求めている。東側案は現在の在来線ホームから300mほど東側に整備されるという。
300mの移動は徒歩だと4分である。そんなに極端な時間ではなく、そう遠くはない距離である。大都市圏の駅では300m程度の移動での乗り換えの機会は少なくはない。徒歩4分の負担を軽減させたいのであれば、歩く歩道であるエスカレーターを整備し、移動負担を軽減させればよいだけの話である。
むしろJR札幌駅の新幹線ホームに近い場所に新幹線口を設けることで駅にアクセスしやすくなるというメリットもある。新幹線口の設置は新たなまちづくりの契機ともあり、さらに集積度を高める可能性を秘めている。
札幌駅の新幹線ホームを東側に設置することで、在来線のホーム数を減少させる必要性はなくなる。