光産業技術動向ブログ OITT

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Google、Chromeの中にリアルタイム音声・動画通信機能を組み込む計画

2011年07月01日 | 新製品
 Googleが、Chromeブラウザーの中で、音声や動画によるリアルタイム通信をウェブアプリケーションとして実現するための機能を開発中であることが明らかになった。これが実現すれば、Skypeのようなアプリケーションをネイティブアプリケーションとしてではなく、ウェブアプリケーションとしてHTML5とJavaScriptだけで実現できることになる。

 このことが明らかになったのは、WebRTC(ウェブリアルタイムコミュニケーション)プロジェクトが発表したコメントによる。それによると、オープンソース版Chrome(Chromium)内に、WebRTCのソースコードをサードパーティソフトウェアとして組み込むことが示されている。

 WebRTCプロジェクトは、米Googleが2010年5月に買収したテレビ電話会議ソフトウェアのGIPSの技術をオープンソース化したプロジェクトが元となっている。

 WebRTCプロジェクトの公式ブログによると、「我々は、WebKitのJavaScript API群や、ネイティブオーディオとビデオキャプチャー、レンダリングを取り扱えるようにするために、ChromiumとChromeの中に完全に統合する残りのステップを踏むために奮闘しているところだ。これが完了すれば、ウェブ開発者なら誰でも、GmailのGoogleTalkクライアントのようなリアルタイムコミュニケーションアプリケーションを、プラグインなしに、サンドボックスの中で動作するWebRTCコンポーネントを使用するだけで開発できるようになる」とコメントしている。

詳しい情報はこちら。
Google、Chromeの中にリアルタイム音声・動画通信機能を組み込む計画 -INTERNET Watch

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