光産業技術動向ブログ OITT

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北米パナソニック山田CEOに聞く、3D普及へのシナリオ

2010年01月15日 | 企業情報
2010 International CESの会場は見渡す限り「3D」に埋め尽くされた。製品の進化に若干の閉塞感が感じられた2009年の薄型テレビから一変して、次世代トレンドとして急浮上してきた「3D」という新たなフロンティアに、オーディオビジュアル業界が一挙に飛びついた格好だ。

しかし、本当に3Dは普及するのか、というシンプルな疑問に対する答えはどうだろうか。3Dへの準備期間と位置づけられる2009年の一年間を通して、今回のCESの熱気が嘘のように思えるほど、3D本格普及に対する反応は冷ややかなものだったように思える。

「3D」と聞いて一般の人が思い起こすであろう、赤青フィルムのメガネやテーマパークの3D映像といった、これまでの3Dの、クオリティがあまり良くないというイメージを払拭するため、CESでは各社がこぞって「今度の3Dの良さは体験しなくては分からない」と、映画のみならずスポーツ、ゲーム、自然番組といった様々なコンテンツを用意し、体験の場を提供していた。

しかし、エンドユーザーにあまねく魅力を伝えきれるか、あるいは魅力が伝わった上で、果たして実際に製品を購入する際の決め手となるかどうかということについては、未知数の部分が大きい。AVに詳しい知人に聞いても、仮に3Dテレビが発売されても、そもそもBDパッケージ頼みではコンテンツがあまりに少ないだろう、という声が多い。

3D普及のハードルをどのようにクリアしていくのか。CES会場にて行ったパナソニック・コーポレーション・オブ・ノース・アメリカCEOの山田喜彦氏への取材の成果を紹介したい。

詳しい情報はこちら。
【CES】北米パナソニック山田CEOに聞く、3D普及へのシナリオ - Phile-web

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