光産業技術動向ブログ OITT

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ドコモが初めて大ゾーン基地局運用、釧路市で【北海道胆振東部地震】

2018年09月07日 | 新政策

 NTTドコモは、平成30年北海道胆振東部地震により、北海道での停電の長期化が予想されることから、釧路市内の一部エリアで、大ゾーン基地局の運用を開始した。同社が大ゾーン基地局を運用するのは、初めてのこと。


 大ゾーン基地局は、最大半径で約7kmのエリアをカバーする基地局。その名の通り、通常よりも遙かに広範囲なエリア(大ゾーン)で携帯電話を利用できるようにする。東日本大震災をきっかけに全国で整備されてきた。


 普段、携帯電話の基地局は1つ1つのエリアは小さく、大容量の通信を可能にしたり、屋内の隅々に電波が届くようになっていたりする。そうした設備のうち1つの基地局が大ゾーン基地局としての機能を備えており、大規模災害時に広いエリアをカバーする。ただし、建物内部で通信がうまく繋がらなかったり、通信速度が上がらなかったりすることもある。そのため、動画や高精細な写真よりも、LINEなどのテキストメッセージや、テキスト中心のWebサイトのほうがよりスムーズに利用できそうだ。


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