光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

10ギガネットワーク環境が手の届く価格に 格安10GbEスイッチ「QSW-804-4C」で圧倒的速度を体験する

2018年08月01日 | 通信市場

 昨今のWi-Fiの速度上昇は目覚ましく、最大1733Mbpsに達したノートPCも複数販売されている。その一方で、家庭やオフィスの有線ネットワークは、長らく1000Mbps(1Gbps)の1000BASE-Tの時代が続いており、規格上は無線の方が高速という逆転現象が生じている。また、1Gbpsを超えるインターネット回線サービスも増えてきており、そろそろ有線ローカルネットワークがボトルネックになることも考慮しなければならなくなった。


 現在のPCで使われている主要なインタフェースの実効転送速度は、USB 3.0が4Gbps、Serial ATA 3.0が4.8Gbpsなので、それよりも2倍強速いことになる。そうなると、NVMe(NVM Express)対応SSD(約32Gbps)などの高速なストレージ以外では「ローカルにダウンロードすると遅いからファイルサーバ上で作業する」という逆転現象が起きる。


 10GbEだと1GBの転送に1秒かからない。Windows上のエクスプローラでコピーを指示し、転送状況ダイアログが表示されるかされないか程度で終わることを一瞬だとすれば、数KBも3GBも同じ「一瞬」ということになる。また、地上デジタルテレビ放送は1時間で約7~8GBのデータ容量になるが、10GbEで1時間に転送できる容量は4.5TB。同時に560番組を録画できる計算だ。


10ギガネットワーク環境が手の届く価格に 格安10GbEスイッチ「QSW-804-4C」で圧倒的速度を体験する (1/2) - ITmedia PC USER

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