光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

東京大学 石川渡辺研のジャンケン必勝ロボ。1000fpsで認識して瞬間的に後出し

2014年05月22日 | 新現象・新技術

 東京大学 石川・渡辺研究室は、勝率100%をうたう じゃんけんロボットを出展しています。石川・渡辺研では人間を超える認識行動システム実現を目標として今回のロボットを開発。将来的には自動車の事故防止システムなどへの応用を考えています。


 じゃんけんロボットのシステム自体は非常にシンプル。ようするにカメラでグー・チョキ・パーを認識して、ロボット側がそれに対応する勝つアクションを起こすというものです。人間の目は約30fpsで認識しており、この一連の処理を高速に実行するとほぼ後出しには気づかないとしています。


 高速ビジョン(カメラ)は1000fpsで人の手の動きを得て、高速に画像処理を実行。ロボットハンドにフィードバックします。カメラとロボットハンドの入出力の制御は1ms毎に実行しており、ロボットハンドは、0.1秒で180度の開閉運動が可能です。


詳しい情報はこちら。
動画:東京大学 石川渡辺研のジャンケン必勝ロボ。1000fpsで認識して瞬間的に後出し - Engadget Japanese


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