今日は一時雪が降って周りが白くなる時間がありましたが、すぐにとけてしまいました。毎月、月替わり前には、多くの商品の値上がりの報道がありますが、今回は年度替わりということもあり、4月からの値上げ品目が4000を超え、過去でも多い数量になるとのこと。贅沢品なら買わなければよいのですが、日常必需品だと値段がいくらになろうが、買わないわけにはいきませんので、消費者は受け入れることになります。
マスコミでは春闘などの賃金上昇を良いことのように報道し、物の値上げとは切り離して伝える流れがあるようです。賃上げはサラリーマンの方には良いことだよね、というスタンスですし、物の値上がりはインフレなんだからしょうがないというような扱いなのでしょうが、インフレの最大の原因が人件費の値上がりかと。
光熱費の値上がりと云っても、原油価格は過去に見ても決して高水準ではなく、為替も160円といった円安は一服しており、原油高という政治家は何を見て云って不思議です。ただ輸送コストは人件費が伴いますので、そちらの値上がりはあるでしょう。商品では製造コストに占める人件費の割合がそこそこあるでしょうから、商品価格に反映されるのは当然で、原材料についてもそれを作るところでは人件費がかかりますので、原材料費の値上がりというのも人件費が大きく影響します。
一昨年の秋に、10年後にラーメンが2000円になると仮定して、その際にYHは成立するのかということを長々と書きました。その際に賃金も上がらなければ日本は大変なことになると考えましたので、賃金の上昇は想定の範囲内です。それでも、買い物に行くと多くの商品で値段が上がっており、どうしたものかと考えてしまいます。
また、価値観の変化についていけない部分もあります。当YHの宿泊代(素泊まり、会員)が東京ディズニーランドのポップコーンと同じ値段だとか、当YHの夕食代がラーメン一杯より安いというのは、どういったものでしょうか。開所当初、朝食のメニューや値段は吉野家の朝定食を比較対象に考えてみました。当時朝定食は400円前後でしたが、最近では600円を超えてきているものもあり、大したメニューではありませんが、割安感が出てきているかなと。
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