さて、一昨年から8月の大曲の花火では、自由席の設定がなく、全席事前購入が原則となっています。このため、花火当日には、花火が始まる少し前に会場入りすればよくなり、前日から連泊のお客様の中には、当日午前中に横手のかまくら見物や乳頭温泉に入浴を計画される方もいるようです。
ツアーバスなどではそうした時間の使い方をするようですが、当YHにお泊りのお客様にはお勧めしていません。行くのはいいのですが、大曲に戻る際に渋滞に巻き込まれる可能性が大きいことが理由の一つ。
8月の大曲の花火は、午後5時から昼花火が始まり、7時前の夜花火、その間に今年はドローンの演出も予定されているようで、実際には会場に4時から10時近くまでの6時間いることになります。日暮れまでは暑さ対策、日没後は寒さ対策なども求められる可能性があり、また終わってからも当YHに戻ってくる体力も必要で、たかが花火ですがかなり体力を求められます。このため花火までの時間は体力の温存を図るべきと考えています。
そして3番目の理由は、従来の秋田県の観光地は比較的人も少なく、特に温泉などは静かな温泉を楽しめて、本当の温泉と云えると考えていますが、花火の日前後はどうしても「ついでに」観光をされる方が多く、いつもとは桁外れの人がいることが多いようです。せっかくですので、別な機会に改めて来て頂き、本当の秋田の良さを感じて欲しいと思っています。
これらのことからコロナ前は午前中に出発をお願いしていましたが、昨年から午後3時頃までは当YHに滞在OKとしています。
のち