このところのお客様の中に、八幡平に行き、ドラゴンアイを見てみると云う方が出始めています。八幡平のドラゴンアイは、八幡平山頂付近の鏡沼の雪どけ時に見られる光景で、ここ数年大人気になっているようです。
平年だと、5月下旬から6月中旬に見頃になるため、連休のお客様とはタイミングが合わないものですが、今年は降雪が少なく、雪どけも早いため、そろそろ雰囲気が出始めているとの話。
先月中旬に八幡平アスピーテラインが開通した際、積雪は5mほどあるものの、例年より2mほど少ないとの話でした。また川の水が例年だと雪どけによる増水が4~5月にあるものだが、今年は雪どけ分が1~3月に流出し、これから田植えが始まるため農業用水が必要になるものの、確保に例年より1か月ほど早く、農業用ため池に水を入れ始めた、という話もあるようです。
例年より川の水が早く増えたということで、本日のニュースでは山形県飯豊地区の白川湖の水没林が中継で放送されていました。そうなると、秋田県では玉川ダム手前の水没林もそろそろ見頃になっているようです。
当YHを始めた20年前には、この連休中には角館の桜が見頃になることが多かったのですが、5月中旬から下旬に見られるドラゴンアイや水没林が連休中に見頃になってきたのも、温暖化のせいなのでしょうか?
5月下旬でも八幡平山頂駐車場は満車になることが多かったようですから、連休中ともなれば、その混み方は半端じゃなさそうですので、見に行かれる方は覚悟して行かれたほうがよさそうです。(写真は過去のもの、借物です)