新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

伝統の葉書予約/FAXでの予約は?

2022-06-05 23:20:50 | YH

(1979年版YHハンドブックより)

古く携帯電話やメールなどが普及する以前、YHの予約は往復葉書で行うのが一般的な時代がありました。今でもその伝統を重んじて、年に数人の方が往復葉書で予約の連絡を頂くことがあります。先日の夏の大曲の花火の日の予約でも葉書で送られた方がいましたが、HPにも記載していますように、花火の日は予約が殺到するので、葉書はなしで電話のみで受け付けています。葉書を送って頂いた方には電話して、その旨をお話ししました。また5月連休の際には、葉書を送ってきたものの返信が出発までに届かず、改めて電話で確認を頂くと云うこともありました。

その時代は、他に連絡手段が電話のみで、長距離電話の料金も高かったことや、宿泊人数が今の数倍もあり、確実に予約して、その証拠として返信葉書を持参することで予約を確実なものにすると云うことがあったとみられます。

しかし今の時代、電話どころかメールや一部ではLineによる予約なども行われているようです。葉書はこのところ郵便の配達が「働き方改革」などを口実に、利用者には不利な状況、到着が遅くなるなどの事態になっているほか、葉書では必要事項に欠けて、改めてこちらから電話で聞くなどと2度手間になることもあります。どうしてもという方は、拒絶はしませんが、そうしたことを考えると電話で予約頂いた方がお互いに便利かと考えていますので、その辺ご理解頂ければと思います。

またFAXで予約される方も年に数人いるようですが、当YHではFAXの大半がダイレクトメールで、印字するカーボンも高価なこと、更に3コールで携帯電話に転送する設定になっていますので、FAXでの予約もあまりうれしくありません。できるなら電話で予約を頂けると一度の手間で済みますので、よろしくお願いします。

のち