goo blog サービス終了のお知らせ 

新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

湯沢水巡り

2021-07-14 23:14:59 | 水関連

今日の午前中は、時間を作って、湯沢市郊外の湧き水巡り。湧き水と云っても、池状態、沢水、本当の湧き水、鉱泉などといろいろあります。

<湯ノ沢の水>  湯沢市下院内字湯ノ沢

院内地区、国道13号から湯ノ沢温泉方面に入り、日勝館(温泉)の手前右側に湧水の自動販売機(10ℓ/100円)がある(汲み場)。元々は温泉の橋のたもとにあったが、駐車場の問題から現在の場所まで源泉を引いたようだ。源泉は日勝館で使われている温泉と同じもので、遠くからも水を汲みに来る人も多く、人気の水。ただこれを湧水と呼んでいいのかどうかは、少し審議が必要な感じです。

<休石の清水> 湯沢市院内湯ノ沢

院内地区、国道13号から湯ノ沢温泉に行く道に入り、高速高架下を過ぎたあたりにある湧水。昔は山から帰る途中の休憩場所になっていたという。向かいには「休石の風穴」があるという。見つけた水場は風穴の並び少し離れたところなの沢水なので違うかもしれません。風穴の向かい側は、雑草地で何も見えず。

<目覚めの清水> 湯沢市秋ノ宮桑沢

秋ノ宮地区、湯沢市の国道108号秋ノ宮に行く途中、役内川の橋のたもとにある湧水(汲み場)。古くは応仁(1470年頃)の頃から神室山の参詣や修験者、有屋峠を越える旅人などの水場とされたと伝わる。周辺は近隣住民が水場として整備している。

<おしら様の清水> 湯沢市横堀字赤塚61

横堀地区、国道13号と108号の交差点近くにあるおしら様の枝垂桜の山際にある湧水(池)。平成27年(2015)に地域住民によって整備された。山際に並ぶ形でもう一つ湧水があるが、そちらは未整備。

<ハリザッコ保護池> 湯沢市横堀字赤塚

横堀地区、国道13号と108号の交差点近くにあるおしら様の枝垂桜近くにある湧水(池)。平成12年(2000)にハリザッコ(イバラトミヨ)の保護用として設置された。その後は整備もあまり行われず、池は水草に埋もれかけていました。

<小渕ヶ沢清水> 湯沢市秋ノ宮小渕ヶ沢

秋ノ宮地区、国道108号目覚めの清水手前の小渕ヶ沢集落の北の道沿いにある清水(沢水)。隣に小さな祠があると云うが、探すのはかなり難しいようだ。現場は草むらに覆われて、辛うじて沢水らしきものがあったが、祠は発見できず。

<くぞわたの清水> 湯沢市関口字務沢

三関地区、上湯沢駅近くの県道279号線を東の山中に進み、戸沢集落から更に1.5km進んだ西の台という山の梺から出る湧き水(汲み場)。地元では知られた水場で、昔、山師の「くぞう」が鉱脈を見つけようとして綿入れを着て作業してこの湧き水を発見したため、今の名前が付いたと(諸説あり)。現場は沢水で、集落先から先は車1台分の狭い未舗装路で、対向車が来ないことを祈りながら走りました。

<一杯の清水> 湯沢市関口

三関地区、上湯沢駅近くの県道279号線を東の山中に進み、戸沢集落の東約500mの道路脇、戸沢川と市内川が合流する山手にある湧き水(汲み場)。集落の生活用水として利用されており、水路にはサンショウウオが生息している。

<小滝清水> 湯沢市関口

三関地区、上湯沢駅近くの県道279号線を東の山中に進み、戸沢集落の先、一杯の清水とくぞわたの清水の間にある湧き水(汲み場)。多分これだろうと云う小さな流れの滝?この冬の豪雪でなのか、滝下1/3ほどが土砂と倒木で埋もれ、近づけず。

<れんこしず(清水)> 湯沢市山田字堂ヶ沢

山田地区、山田小学校から堂ヶ沢集落に入ってすぐの民家の間にある清水(池)。昔、この地の長者の娘、蓮子の嫁を決めるため、長走りを行ったが決着がつかず、蓮子がガッカリして村はずれの杉の根元で泣き続けたら、そこが涙で掘れて泉になったと云う伝説があり、清水の名前になった。話の割に小さな湧水で、水量も非常に少ないようで、云われないと気が付かないほど(近所の方に聞きました)。

<うしろしず(清水)> 湯沢市山田字外堀

山田地区の外堀集落の西のはずれにある清水(池)。広く住民に利用され、水神様も祀られているが、周辺の工事の影響などで水量はかつての半分以下になったと云う。どうにか探し当てた水場はしっかり整備はされていたものの、水が白く濁っていて、今は使われる状態にないようでした。

<切畑阿黒王名水> 湯沢市松岡字切畑

山田地区の切畑集落にある湧き水(汲み場)。平成24年に湯沢市水道へ移行するまで、集落ではこの水が生活水として使われていた。水道移行に伴い、この水を整備し、伝承することになったという新しい湧き水。近くには白山神社があり、坂上田村麻呂が蝦夷の首領「阿黒王(悪路王)」征伐した記念に建てたと云う。
「阿黒王」の旗を切ったところ、霧が晴れたので「切畑」という地名になったという。集落の一番山側にぽつんとあり、作りが立派なだけ、少し違和感を感じました。

などなど、12カ所廻れました。湯沢市内も計画していましたが、時間切れで後日、羽後町と併せて廻るか、稲庭・小安と併せるかは、検討中です。

一時

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする