フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月9日(土) 晴れのち曇り

2020-05-10 13:33:17 | Weblog

8時半、起床。

少し喉が痛い。私が風邪を引くときのパターンだ。まず喉から来る。体温を測ると平熱だった。大丈夫か。

郵便受けに新聞を取りに行く。玄関先の薔薇の花。

ナツの墓の側の雑草が花を付けた。

トースト、ソーセージ&エッグ、牛乳、紅茶の朝食。

今日は土曜日、朝ドラは一週間のまとめ+来週の予告。二人の東京での生活が始まった。それにしてもあの借家は大きいな。いったい家賃はいくらなんだろう。

近所の薬局で風薬を購入。私の常備薬である。「自分にはこれが効く」という思い込みがある。「病は気から」は半分真実なので、思い込みもありである。

12時に妻と家を出て、今日から営業(テイクアウト)再開の「カフェ・スリック」い行ってみる。「カフェ・スリック」は店主の神田さんがオーナーのマンションの一階である。

扉は開け放たれている。テラス席も一人用になっている(テイクアウトだが、テラスでは食べるのはOK)。

前のお客さんが大量に購入されたようで神田さんがバタバタしている。

室内のテーブルの配置もテイクアウト仕様になっている。

注文を済ませて、出来上がるまで隣接のギャラリー「TEBUKURO」を見物する。

「たかじさん、できたわよ」と妻が呼びに来た。外のベンチで食べることにしよう。

カップ入りのシフォンケーキ(私は紅茶、妻はプレーン)とアイスティー。

3月27日以来の「スリック」のシフォンケーキである。

東口の商店街を歩き、ゲーム機やソフトを売っている店に入る。

私は関心ないが、ゲーム好きの妻はこの「あつまれ どうぶつの森」がやりたくてしかたないのである。でも、ソフトを購入するだけではゲームはできない。

任天堂のスSWITCHというゲーム機がないとできないのであれるが、これが入手困難なのである。「再入荷をお待ち下さい」とあるから、入荷の予定を店員さんに聞いてみたらと私が言うと、妻はレジまで聞きにいった。なかなか戻ってこないのでどうしたのかと思ったら・・・。

買えたのである!どうして? 「あつまれ動物の森」があらかじめインストールされていている機種で、ネットに接続して任天堂のアカウントを取得して、プロダクトキー(のようなもの)を打ち込んで起動するらしい。レジで時間がかかったのは、そういう一連の操作について説明を受けていたからである。それが面倒と感じられる客は購入しないから在庫があったのだろう。

定価(ゲーム機+ソフトの値段より少し安い)で購入できた。

シフォンケーキを食べたので、昼食はたこ焼きでいいかな。

ねぎタコ(8個入り)を1つ買って、妻は2個、私が6個食べた。

少し昼寝をしてから、講義台本の作成。なかなか終わらない。こういうのは手を入れ出すと切りがないところがある。普通に教室で講義をするときは、話の骨格だけのメモが一枚手元にあるだけで、多分にアドリブを交えて話すわけで、もしそれをそのまま文章化したら、ほころびだらであると思う。でも、それがライブというものである。それが今回のようなオンデマンドの講義となると、「完成度」を高めようという欲というか義務感が生じて、準備に時間がかかるのである。フリートークと完成原稿の間のどこに標準を定めるか、それがまだ決まっていない(覚悟ができていない)。

夕食はサーモンのムニエル クリームソース、空豆のグリル焼き、卵とキャベツの吸い物、漬物(柚子大根)、ごはん。

空豆は蒸すより皮ごと焼いた方が熱が通るようだ。皮を剥くという作業も悪くない。

デザートは苺。

近所をウォーキング&ジョギング(4キロほど)。

Radicoで「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴く。

夜更かしの神田さんに、「今日はお忙しかったですか? やっぱり街にはカフェが必要ですね。再開してくださってありがとうございました」とLINEを送ると、しばらくして返信があった。今日は大忙しでケーキは3時頃に完売したそうだ。

「長い自粛休業にも関わらず、沢山の方が楽しみに待っていて下さって、本当にありがたいと思いました。うちのお店は、なんの補償金も政府から貰えないので、これからは死ぬ気で頑張ります😥平日は落ち着くと思いますので、是非またお越し下さい😊お待ちしております。」

自粛休業したのに補償金がもらえないのは、カフェの収入が彼女の収入の一部だからだろうが、理不尽である。でも「死ぬ気で」はダメである。

「死んじゃやです(笑)。ホドホドでお願いします」と返信する。

2時半、就寝。