10時、起床。
このところ7時台、8時台の起床が続いて、いい感じ(午前中が長い)だったのだが、今日は寝坊した。昨夜が3時就寝だったからしかたないのだが。逆に言えば、2時くらいには寝ることにしなければ。
トースト、ベーコン&エッグ。
一仕事終えて、2時頃家を出る。この時間なら「まやんち」(現在テイクアウトのみ木・金営業)のお菓子がまだ残っているかもしれない。
ところが家を出たところで、お隣のNさんの奥様に呼び止められる。家によく餌をもらいに来る野良猫が隣家の庭で子どもを生んだのだそうだ。母猫はNさんの庭で餌を食べるとすぐに子猫の元に帰る。子猫は2匹で、生後1ヶ月ほどである。Nさん夫婦は子猫のことが気になって仕方がない。できれば母猫がNさんのところに子猫を連れて来て、そこで子育てをしてくれたらいいのにと思う。隣家の住人は猫の親子にはまったく無頓着(世話をするでもなく。追い払うわけでもなく)だそうだ。交渉してうちにもらって来ようかしらとNさんの奥様は言っているが、隣家の方は近所付き合いもない方なので、それもしにくいという。「どうしたらいいでしょう?」と相談される。お庭に入って、壁の間から隣家の庭にいる親子猫を見せてもらった。可愛い子猫である(子猫は例外なく可愛いものである)。われわれが見ているのに気づいて、母猫も子猫もこちらをじっと見ている。敵意のないことを示すために、「よしよし」とできるだけソフトな声で声をかける。「手入れのされていない庭で、カラスから身を隠す場所もあり、かえって落ち着くのではありませんか」「もしこちらの庭の方が子育てのためによい場所だと母猫が判断すれば、子猫を口にくわえて引っ越してきますよ」「そのときのためにいまから物置の入口を少し開けたおいたらどうでしょう」「いま、無理をして連れてくるのはよくないと思います」とアドバイスする。1年前に死んだ野良猫のナツは、寒い季節になると、私の二階の書斎に入って来てお泊りしていった。「野良猫をかわいがる人」として私は近所の人たちに知られている。だからこういう相談も受けるのである。
Nさんの奥さんと20分ほどおしゃべりをした。そのため(だとは断定できないが)、「まやんち」ついた時(2時半)、お菓子はすでに完売だった。しかたない。ご近所付き合いは大切だし、子猫はかわいい。
銀行に通帳の繰り越しに行く。
みずほ銀行の普通のATMでは通帳の繰り越し(新しい通帳の発行)はできない。記帳用の専用機であればできる。
「まやんち」の隣のビルに入っている「いっぺこっぺ」でカツカレーを食べたい誘惑に駆られたが、カロリー的な問題を考慮し、「吉岡家」(蕎麦屋)に行く。
もり(500円)とキスの天ぷら(380円)を注文。
キスの天ぷら4個と野菜の天ぷらが2個の盛り合わせ。これで380円はお得である。
女塚通り商店街を歩く。
ここは以前米屋だった。私が子どもの頃から(生まれる前から)あって、まだ家電話がなかった頃、ここに電話を借りにきていた(急な電話を取り次いでもうこともあった)。そんな役割を米屋は町内で果たしていた時代があったのだ(だから米屋は各町内にあった)。今は昔の物語である。
定食屋「志美津」。先代のおやじさんのときはトンカツがメインであったが、息子さんの代になって中華がメインになった。「只今元気に休業中」か。いい表現ですね。
「ティースプーン」の扉が開いている。ただしカーテンは閉まっている。島田さんが厨房で作業をしているのだ。
4時半から3年ゼミ(zoomミーティング)。前回よりもディスカッションができるようにまった。でも、まだまだだ。
6時15分から4年ゼミ(z00mミーティング)。前回も二人報告の予定で一人しかできなかったが、今回も二人報告の予定で一人しかできなかった。各報告の内容があれこれディスカッションするだけの内容を含んでいることで悪いことではない。4年生は「もぐり」を含めて11人なので、春学期はこのペースでやっていってちょうどいい。
学年別だが、私は2コマ(3時間)通しなので、疲れる。「zoom疲れ」ということが言われているが、たしかにリアル空間(教室や会議室)でやるのとは同じ時間でも遠隔の方が疲れる。まなざしの問題と、もう一つ、リアルな場で自然に生まれる「笑い」というものが遠隔では生じにくから(緊張がほぐれない)からではないかしら。
夕食は8時から。豚のカツレツ、ウィンナーフライ、味噌汁、ごはん。
あぶないところだった。「いっぺこっぺ」でカツカレーを食べなくてよかった。
深夜、近所をウォーキング&ジョギング(4キロほど)。
本日、提出された講義「日常生活の社会学」のレビューシートは50枚ほど、昨日(初日)の半分以下だ。今後、なだらかに右肩下がりになり、水曜日(締め切り日)にグッと増えるという経過をたどるだろう。
2時半、就寝。