フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月13日(日) 晴れのち曇り

2020-12-14 12:54:57 | Weblog

9時、起床。

ハムトーストとホットミルクの朝食。この後、12時頃に昼食(会食)の予定なので朝食は軽めに。

12時に蒲田駅で卒業生のマサコさん(論系ゼミ5期生)と待ち合わせ「スリック」へ。彼女とは3ヵ月ぶりのカフェである。

パンケーキブランチを注文。最初にポタージュスープ。

パンケーキ(2枚)、サラダ、ベーコン、フランクフルトがワンプレートで。ドリンクはホットの紅茶をチョイス。

私はパンケーキの1枚はメープルシロップはかけずにベーコン、フランクフルトと一緒に食事としていただき、もう1枚はメープルシロップをかけてスイーツとしていただく。

「この後、どちらへ?」とマダムに聞かれたので、「九品仏(くほんぶつ)の浄真寺に紅葉狩に行こうかと思っているんです」と答える。すると手伝いで出ているマダムの娘さん(大学生)が「そのお寺なら知ってます。九品仏の駅のすぐそばですよね」と言った。彼女が通っていた中高がその近くにあるのだった。

九品仏へは蒲田ー(多摩川線)→多摩川ー(東横線)→自由が丘ー(大井町線)→九品仏である。乗り換えが2回あるが、25分ほどで着く。大井町線には古い駅舎が残っているが、ここ九品仏もそうだ。

踏切を渡ると目の前に浄真寺の入口が見える。

長い参道が続く。紅葉がきれいだが、これは序の口である。

総門に到着。

総門の向こう側は溶鉱炉のように赤くなっている(ちょっと大げさ)。

私はここに来るのは去年の今頃に続いて二度目である。ここを日々の散歩コースにされている那須先生(2年前に定年退職された)から教えていただいたのである。実は、昨日の夜に先生からの「紅葉が見頃です」とのメールをいただいたのである。

たしかに見頃である。那須先生、ありがとうございます。

境内は紅葉が7割、黄葉が3割くらいの感じである。

上は紅葉、下は黄葉。

山門へ通じる道。

山門は仁王門とも呼ばれる。

向かって右は口を開いた阿形(あぎょう)像。

向かって右は口を閉じた吽形(うんぎょう)像。

山門の横のベンチでツーショット。

もう一枚。(どちらもカメラを離れた場所に置いてセルフタイマーで)

山門から龍護殿(本堂)、九品仏が安置されている上品堂、中品堂、下品堂へと続く道。

境内の説明は→こちら

背後の石柱には「奥沢城跡」と刻まれている。ここは番地としては「世田谷区奥沢」であるが、奥沢に城があったとは知らなかった。

ポートレイトらしい写真を1枚。

お地蔵さんと一緒に。

さて、近くにカフェがあったら一服していきましょうか。

踏切を渡って、駅前商店街のカフェを探す。

九品仏の街を歩くのは私も初めて。

九品仏郵便局。ご利益のありそうな郵便局ではないか。

日曜だから閉まっているのか、もうやっていないのか(たぶん後者かな)、通学する児童の壁画のある文具店。

この商店街にはケーキ屋さんが目に付く。

メイン通りからちょっ横に入ったところにかわいらしいカフェを発見。「カフェ・トラ」という名前である。トラ?

ケーキセットを注文。私はタルトタタンとコーヒー。彼女はモンブランとハーブティー。ケーキには抹茶アイスが付いてくる。このケーキはさきほど見かけたケーキ屋さんから仕入れているという。ちなみに「トラ」は「虎」の意味で、店主さんのお母様が寅年だからなのだそうである。

マサコさんは区役所に勤めいて、毎日出勤している(公務員の方はたいていそうである)。しかもほぼ毎日残業とのこと。ご苦労様です。にもかかわらずこののんびりとしたムードを失わずにいるのはさすがに彼女である。夏カフェのときは彼女のそばには木陰の涼しさがあり、冬カフェのときは陽だまりの温かさがある。生来の性格といってしまえばそれまでだが、たぶん仕事の時間以外に充実した時間をちゃんともっているからだろう。

「カフェ・トラ」のカフェタイムは16時まで。17時からはディナータイムになるそうである。

商店街を少し散歩してから、電車に乗る。私は自由が丘で降り、彼女は大岡山まで行ってそこから目黒線に乗って帰る。次は春カフェで会えるといいですね。どうぞよいお年を。

5時頃、帰宅。

夕食は豚しゃぶ。

安くて、美味しくて、しかも簡単。

わが家の鍋の頻度ナンバーワンである。

食事をしながら『35歳の少女』最終話(録画)を観る。すべてがとんとん拍子によい方向に収束する。いくらなんでもそんなにうまくいくだろうかという問いはここではしないことにしよう。ただ、望美が地方局(北海道)のアナウンサーになるとうのは、結人と遠距離恋愛になるということであり、それはどうなのかと心配になるが(実際、望美も結人の浮気を心配する)、結人の一言がすごかった。「僕たちはさよならを言うために出会ったんじゃない。僕たちは死ぬまで一緒だ」。独身の男性諸君、このフレーズ、覚えておこうね。

風呂から出て、『山下達郎のサンデーソングブック』をradikoで聴きながら、今日の日記とブログ。

2時15分、就寝。