フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月9日(水)曇り

2020-12-10 19:16:41 | Weblog

9時、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

10時40分から学位委員会(オンライン)。

会議の最中に玄関のチャイムがなって、出てみると(家には私しかいない)、地元の女塚神社の方がお札を配って回っているのだった。毎年この三点セットである。古いお札はお焚き上げをしてもらう。

会議を終えて、昼食を食べに出る。

今日は矢口渡(蒲田から多摩川線で1つ隣の駅)の「燈日」に行こうと決めていた。

ランチタイムだが、先客はいなかった。(でも、その後、次々に入って来て、ほぼ満席になった)

燈日定食で鯖と蓮根の甘辛揚げを注文。定食には2パターンあって、もう1つは厚揚げ豆腐のキノコあんかけ。メニューで二つが並んでいると、両方とも出てくると錯覚する人もいるようである。

「甘辛」とある場合、この店では、「甘さ6分、辛さ4分」である。私は5分5分がいいかな。

食後にブレンドコーヒー(食事をした客は50円引き)。

「燈日」は昨年12月24日にオープンしたので、間もなく1周年である。オープンして数か月でコロナ騒動に巻き込まれ、苦労されたことと思う。父娘の二人三脚のカフェ(店主は娘さん)、これからも応援させていただきだきますね。

年内は28日(月)まで営業。「年始は?」と聞いたら「4日からを考えています」(未確定)とのこと。頑張りますね。私などにはありがたいです。

食後の散歩の足をお隣の武蔵新田まで延す。武蔵新田の商店街といえば、この金魚屋さんである。金魚自体は、メダカと違って絶滅危惧種ではないが、金魚屋さんは絶滅危惧種である。かつて家の近居の女塚商店街にもあったが、とっくの昔になくなってしまった。初めてこの店の前を通る人は感激して必ずスマホで写真を撮るそうである。

この金魚屋さんの少し先に新田神社がある。南北朝の頃に建てられた神社で、新田義貞の次男義興を祭っている。義興という武将はとにかく勇者として有名で、『太平記』の中に「怪しき程の勇者」として出てくる。

ご神木のケヤキは樹齢700年と言われている。

近くて見ると満身創痍という感じがする。実際、空襲を受け、雷に当たって引き裂かれてもしたが、奇跡的に枯れなかったそうである。まさに「怪しき程の勇者」である。

とにかく「勝つ」ことのご利益がある。「恋に勝つ」とまで言われている(笑)。左側の立看には「美若守」(うつくしまもり」なんていう新手のお守りも宣伝されている。アンチエイジング、「老化に勝つ」ということであろうか。

ハート型の絵馬はここの社務所に用意されているのだろう。

神社のそばの「カフェ・K3」で一服。ここは何度か来たことがある。

ココアを注文。

4時半からオンラインの会議があるので、4時半に店を出る。

4時半から現代人間論系の教室会議(オンライン)。滑り込みセーフだった。

会議を終えて、夕食まで講義資料の作成。音声講義は昨日の夜までに2本ともアップしたが、講義資料がまだなのだ。

夕食はベーコンと卵とチンゲン菜の炒め、シューマイ、薩摩芋とひよこ豆のサラダ、ワカメの味噌汁、ごはん。

『この恋あたためますか』第8話(録画)を観る。白熱してまいりました。それにしても里保はずいぶんいさぎよく巧実と別れたものである。彼の気持ちが樹木に向いていること、そして樹木もまたそうであることを知って、惨めは敗者になる前に自分から(巧実から言われる前に)別れを切り出したであろうが。惨めであろうと何であろうと拓実のことが好きならあくまでもすがりつけばいいじゃないかと私なんかは思うが、プライドが高いのかな。

卒業生のカホさん(論系ゼミ4期生)からお菓子が届いた。 

お礼のLINEを送ったら、創一君のお宮参りの写真が返信されてきた。結婚式と同じ赤坂氷川神社である。

講義資料を仕上げてMoodlにアップする。やれやれ間に合った(オンデマンド講義「ライフストーリーの社会学」第11回は今夜O時から公開)。

風呂を浴びてから、『ジェットストリーム』を聴きながら、今日の日記。

1時45分、就寝。