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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月30日(月) 晴れ

2018-05-01 14:45:12 | Weblog

7時半、起床。

朝の体重は、二日連続ウォーキング&ジョギングをしたにもかかわらず、一週間前の体重よりもまだ200グラム多い。最近、試合当日までに既定の体重まで落とせなかったボクサーがいたが、彼の無念さはよくわかる。金曜日の夜のゼミコンパのときの食べ過ぎは、ただの食べ過ぎではなく中華料理の食べ過ぎであった。しかも土曜日の夜にも中華料理を食べている(マーボ屋で)。このツケは今夜3日連続のウォーキング&ジョギングできっちり返済しなければならないだろう。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

トーストのパンは神戸屋ベーカリーの「豊新」(ゆたか)というクリームブレッドで、「通常の二倍量(当社比)のクリームを8層に重ねオリジナルのゆりかご型で焼くことでしっとり柔らかくと仕上げています」と説明がされていたが、たしかにクリーミーで、バターを塗る必要はない。そのままで十分風味豊かである。美味しいパンではあるが・・・

値段も高いが、カロリーも高そうだ。ツケの支払いに汲々としている者が食べるのは問題だろう。

駅に5月末の信州旅行の切符を買いに行く。妻が「ゴールデンウィークで混んでるんじゃない?」と言ったが、ゴールデンウィーク中は逆に指定席券の売り場は混んではいませんよ(混んでいたのは一月前のこと)。

駅ビルの「くまざわ書店」と「有隣堂」で本・雑誌を購入。

貴戸理恵『「コミ障』の社会学ー個人と社会を結びなおす』(青土社)

 いつ出た本だろうと奥付を見たら、「2018年5月2日第一刷印刷」「2018年5月14日第一刷発行」と記されている。出たばかりの本である(実際の発行日よりも奥付の日付が先なのはよくあることである)。「空気を読むのが苦手でも、人とつながって生きていける。不登校やひきこもりに寄り添いながら、学校や職場を支配する「コミュニケーション至上主義」の背景を明らかにする、生きづらさを抱えたみんなのための社会学」と帯に書いてある。著者は1978年生まれの関西学院大学准教授。彼女は「はじめに」の最後でこう書いてある。「本書が目指すのは、生きづらさを抱える存在を通して「私たち」について考えること、もっといえば、生きづらさを抱える人と、生きづらさなど縁がないと感じている「普通」の人とのあいだに「コミュニケーション」を回復させることである。本来コミュニケーションをめぐる問題とは、「コミュニケーション力/コミュニケーション能力」というかたちで個人に押しつけられるべきものではなく、私たち一人ひとりの「あいだ」に存在する関係性の問題のはずなのだから」。ゼミや演習で読んでみたい本である。

『新潮』5月号。『コンビニ人間』の村田沙耶香の新作「地球星人」が読みたくて購入。新聞の文芸時評で取り上げられていて、興味をもった。

『MONKEY』14号(特集「絵が大事」)

 「絵本」とうものがある。「挿絵」というものがある。そういう形で私たちは「本の中の絵」に親しんでいる。今回の特集はその「本の中の絵」を前面に押し出している。言葉と絵の至福の関係。あいかわらず目の付け所の素敵な編集者(柴田元幸)である。

NHKドラマ・ガイド『半分、青い』1(NHK出版)

今日から『半分、青い』を毎日録画して観ることを始めた。『ひよっこ』のときも4月は観たり観なかったりで、主人公が田舎から東京に出て来る辺りから本格的に見始めたのである。スロースターターなのである。田舎の物語が退屈なのかもしれない。これから主人公は自分の人生を自分で切り開いていくことだろう。

本を購入して、駅ビル10周年記念サンクススタンプラリーのカードがスタンプでいっぱいになった。

何か当たるかもしれないので、応募箱に入れる。

応募箱の置いてある場所の近くで昔の蒲田駅の写真が展示されていた。

そうそう、昭和30年代(私が小学生の頃)の蒲田駅西口駅舎のことはよく覚えている。

東京オリンピックを2年後に控えた昭和37年(1962年)に東口に先に駅ビルができた。この新旧のコントラスは印象的だった。

東口に駅ビルができるまえ、その駅舎はどんなものであったか、どうしても思い出せない。西口に住んでいたから西口のことはよく覚えているが、東口は記憶が不鮮明だ。

この写真は昭和10年の東口の駅舎だが、もちろん戦争で焼けてしまい、戦後は新たに建てたはずである。でも、その写真は展示されていない。

いきなり駅ビルになったときの写真しかない。

買物から戻って、昼食。ソース焼きそばだ。

妻には「人参等の野菜は入れなくてよいから。肉とキャベツの千切りくらいで十分だから」とリクエストした。妻は彩りの観点から人参を入れたがったが、それならば紅生姜があればいい。ソース焼きそばの美味しさはそのしんなりした食感にあるので、人参の歯触りは邪魔なのである。結局、人参は入ったのだが、それは妻が一手に引き受けた。

近所の花屋に仏花とお榊を買いに行く。最初に行った大城通りの花屋にはお榊がなかった(売り切れ)。お榊を神棚に飾るのは1日と15日という家が多いが(お榊は長持ちする)、今回はゴールデンウィーク中ということで、みなさん早めに買って行ったらしい。姉妹店(親子店)の方へ電話で聞いてもらったらそちらにはまだ残っているという。

「あるす」の並びに花屋さんである。そこでお榊を購入。よかった。

帰りに「phono kafe」に顔を出す。

レモンとココアのケーキとあずき茶を注文。

5月15日で「phono kafe」は5周年を迎える。その日は火曜日だから、13日か14日に参ります。来年、「6周年」はない。今度が最後の周年祝いになりますね。

夕食はカレーライス、サラダ、牛乳。

夏野菜たっぷりのチキンカレーである。

9時を回った頃、三夜連続のウォーキング&ジョギングに出る。ビル風(南風)がちときついが、トレーニングにはいい気候だ。

風呂を浴びてから、『コンフィデンスマンJP』第4話(録画)を観る。今回は、食品偽装の会社の映画好きの社長を偽の映画作りに三億円出資させるという話。例によって、大がかりなセットや大量のエキストラで三億円では赤字になるというオチがついた。「お金のために詐欺をやっているのではない」(悪人を懲らしめるため)という義賊的メッセージなのかもしれないが、潤沢な資金にものを言わせないで、もっと頭脳戦でやってくれないだろうか。

2時、就寝。