フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月29日(土) 晴れ

2012-12-30 02:45:13 | Weblog

  10時、起床。思いがけず晴れている。

  年末の最後の3日間と正月の最初の3日間、この年末年始の6日間は独特の雰囲気があって、好きである。私は職業柄、スケジュール帳も日記帳も4月始まりのものを使っているが、年度末の3日間と年度初めの3日間は淡々としたものである。年度末の感慨が一番強いのは卒業式の日(毎年3月25日)であり、新たな年度が始まったことを実感するのは新学期の最初の1週間(4月の第2週あたり)である。つまり年度の切り替えは出来事に対応している。一方、年末年始はもっと即物的に日付に対してわれわれは反応している。時間を円環構造でとらえ、円環の継ぎ目にあたる部分が大晦日と元日である。もしもこの継ぎ目がなかったら、初めも終わりもない永遠の循環の中で、われわれの意識はもっとどんよりとしたものになっていただろう。

  朝食はとらず、朝食兼昼食を開店(11時半)直後の「鈴文」に食べに行く。ランチのとんかつ定食をご飯少なめで注文。客はみな一人客で、無言である。とんかつを揚げる店主も無言。二人の店員さんがたまに小さな声で言葉を交わすだけ。カウンターだけの小さな店に緊張感がみなぎっている。同じとんかつ屋でも東口の「丸一」とは対照的である。食べ終わって、「よいお年を」と挨拶して店を出る。

  一方堂書店(古本屋)を覗いて、星亮一『野口英雄 波乱の生涯』(三修社、18,000円→1,000円)、近藤麻理恵『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版、1,400円→600円)を購入。値段だけならおそらくアマゾンの中古本を購入した方が安いだろうが、たまたま棚にあった本を手に取って購入するという楽しみは古本屋ならではのものである。

  ディスカウントチケットの「不二スタンプ」で山種美術館の期限付き(1月20日まで)招待券を購入。当日券で入れば1,000円のところが400円である。いま「生誕100年 高山辰雄・奥田元宗ー文展から日展へ―」を開催中。正月休みの間に行こう。恵比寿だからついでに写真美術館にも寄れる。

   食後のコーヒーは「ムッシュ・ノンノン」で。年内の営業は今日が最終ということだったので、ちょうどよかった。よいお年を。

 

  一旦帰宅して、台所、居間、寝室の蛍光灯のカバーの掃除をしてから、ジムへ。2日連続だが、とんかつを食べた以上、その分のカロリーを消費しないとならない。借金は早期に返済しておかないと利子で苦労する。クロストレーナーを60分漕いで、700キロカロリー超を消費。一日の平均的摂取量(2,100キロカロリー)の3分の1を消費した計算である。

  大手町のヤマダ電機に行って、修理済みのリコーCX6を受け取る。やはりレンズユニットの交換(無料)であった。


大井町駅のホーム

   7時、帰宅。夕食後の体重は今日の朝の体重と同じである。ということは、これから明朝までの間に体重は減るので、とんかつ定食と相殺どころか、むしろ減量となる。ジムでの700キロカロリーの消費は大きい。明日の夕食はすき焼である。明日もジムへいかねばと思う。食いしん坊で、かつ太らないためには、それ相応の努力が必要なのfだ。 


書斎の新しいカレンダーもスタンバイOK