フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月22日(土) 雨のち晴れ

2012-12-23 08:57:42 | Weblog

  8時、起床。雨が降っている。雨は嫌いではないものの、朝起きてカーテンを開けてすでに雨が降っていると、そしてこれから外出の予定のある場合、「雨か・・・」という気持ちになる。寒い冬の朝はなおさらである。

トースト、ゆで卵、紅茶の朝食。子供の頃、初めてゆで卵切り器を使ったときの感動は、いまでもほんのり自分の中に残っている。

  年賀状の文面を作成し、印字は妻に頼んで、午後から大学へ。年内の授業は昨日が最後であったが、会議があるのだ。

  昼食は研究室でおにぎり2個(ツナマヨ、昆布)と豚汁。コンビニのおにぎりは初期の頃に比べると格段に美味しくなったと思う。初期の頃はごはんが冷たく固まっていたように思う。いまはふんわりしている。具の種類もバラエティに富んでいるが、私はたいていスタンダードなもの(梅干、鮭、昆布、鱈子など)を買う。今日のツナマヨなどは、若い人にはスタンダードなのであろうが、私にしてみると変り種の一種である。感想は、そうね、悪くはないけど、やっぱりスタンダードなものの方が好みである。スタンダードとえば、塩にぎりと味噌にぎりというのがある。中に具の入っていない、海苔で巻いてもいない、塩あるいは味噌をつけてにぎっただけのおにぎりである。塩にぎりはコンビニでもみかけるが、あれはまだ買ったことがない。塩にぎりはシンプルで美味しいけれども、それはあったかいご飯でにぎってすぐに食べる場合の話で、冷えたときとの落差は大きい。味噌にぎりは中に具として入っているものは見かけるが、表面に味噌が塗ってあるものは、焼きおにぎりでしかみかけたことがなく、冷えた焼きおにぎりが美味しいわけはないと思うので、買ったことはない。味噌を手に付けてにぎったおにぎりは、子供の頃によく食べたが、手がベタベタするというのが弱点というか難点で、それがコンビニおにぎりにはなりにくい理由なのだろうか。  

  

  2時から現代人間論系の助手の選考(面接)とそれに引き続いての教室会議。

  研究室で雑用を片付けて、7時に大学を出る。

  昨日提出されたゼミ論のタイトル一覧をあげておく。

    現代人の友人関係と自己 ―友人関係は希薄化しているか―

    現代人のつながり ―生活圏と社会をつなぐ―

    趣味縁がうむつながり考 ―個人化の時代における縁作り―

    自己形成と他者 ―現代人に不可避の決断主義克服について―

    多様な幸せ観 ―「努力」の絶対的価値を問い直す―

    これからの男性たち ―男らしさから抜け出すために―

    インターネット(主にSNS)が対人関係に介在することへの影響

    ファッションと現代人 ―自分らしさの行方―

    生活の不安定化を「つながり」で解消する ―自分探しを越えて―

    若者の不安への対処 ―少し先の未来へ―

    これからの男・これからの女 ―「主体・客体」関係による不等号からの脱却を目指して―

    コミュ障はだれが生んだか ―コミュ力信仰社会―

    家族の個人化の先へ ―家族のキズナ再考―

    現代人の就労不安 ―自己責任の時代の中で―

    若者のコンサマトリー化 ―現代社会に対する異議申し立て―

    性別役割分業を乗り越える

    母親幻想を乗り越える ―母娘の関係を通して―

    現代人にとって生き甲斐とは何か ―変容する人生の物語―

    不平等日本の歩き方


ゼミ4年生(昨日の合同懇親会で)