フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月16日(日) 晴れ

2012-12-17 02:25:15 | Weblog

  8時、起床。鱈子の佃煮でご飯の朝食。

   今日は暮れの墓参りに行くのだが、その前に、投票に行く。投票所は母校の相生小学校。かつの通学路を辿るのは、投票のときと、小学校の横にある女塚神社へ初詣に行く大晦日である。当時の家屋で残っているものはほとんどないはずだが、道そのものは同じなので、昔の道を歩いているような気がする。

  珍しく投票所が混んでいる。しかし、それは投票所に来る人が普段より多いからではなく、都知事選挙も重なって投票所内が入り組んでいて人がスムーズに流れていないためと、誰に投票するかを決めかねて投票所内で考え込む人が多いかららしい(実際、今回の投票率は59%で、前回より10%も低かった)。政党政治なのに投票したい政党がないという事態にみんな困惑しているのだ。

  12時にお寺で妹夫婦と待ち合わせて墓参り。 

 

 

 

   墓参りを済ませ、昼食を「人形町今半」上野広小路店に食べに行く。ここ何回が続けて混んでいて入れなかったので、今日は予約をしていった。テーブル席で予約したのだが、店の都合で個室に案内される(チャージ料はなし)。すき焼弁当の特上(2500円)を注文。すき焼で2杯、玉子かけご飯でもう1杯。満足、満足。

 

  近くの「うさぎや」でお土産にどら焼きを買ってから、御徒町駅で電車に乗る。 

   大井町で途中下車して、山田電器で新しいコンパクト・デジタルカメラを購入。前から欲しかったリコーのGRⅣ。自分へのクリスマスプレゼント。

  いったん帰宅して、ジムへ行く。筋トレは省略して有酸素運動を50分する。550キロカロリーほどを消費。これですき焼分をチャラにすることができたと思う。多めに食べたら、早めに有酸素運動をすることである。

 

  夕食は鰹のタタキと豚汁。食後にどら焼きを食べる。

  「THE MANZAI 2012」を追いかけ録画で観る。A組を勝ち抜いたハマカーンが決勝で圧倒的な票を獲得して優勝した。A組はレベルの高い激戦で誰が決勝に出ても優勝した可能性が高いように思う。審査員も誰に一票を投じようか大いに迷っただろう。

  一方、別の意味で誰に投票しようか大いに迷ったた人が多かったであろう選挙の開票経過は、テレビ東京の池上彰の番組、それが終わって深夜からは、田原総一郎の番組で観た。自民党の大勝、民主党の大敗、維新の会の勝利、未来の党の敗北、公明党とみんなの党のほどほどの勝利。民主党にもう一期任せてみようと考えた人は少なく、新しい政党に任せてみようと考えた人もそれほど多くなく、既存の少数野党に期待した人も少なく、多くの人が自民党の政権復帰を選んだということ。私は別の政党の名前を比例区の投票用紙には書いたけれど、選挙結果は選挙結果、自民党には責任をもって政局運営にあたってもらいたい。伝統のある党だ、「政治活動の目的は次回の選挙で勝つこと」でない政治家だってきっとたくさんいるはずだ。

  都知事選は猪瀬候補の圧勝。事実上、対立候補が不在だった。

  朝刊の一面の片隅に載っていたが、「男女共同参画に関する世論調査」(内閣府)での「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という意見への賛成が前回(2009年)よりも10.3ポイント増えて51.6%になった。年齢別では20代の増加が著しい。旧来の性別役割分業意識が確実に復活している。

  2012年の年の暮れである。