8時半、起床。卵焼き、スモークサーモン、オニオンスープ、バタートースト、紅茶の朝食。今年も残すところ1週間を切った。カウントダウンが始まったような感じがする。
書斎の大掃除。まず、窓辺に積まれた本を片づけ(とりあえず階段に置く)、カーテンを外して(洗濯へ回す)、窓ガラスと網戸の掃除。窓の外に出ての作業はちょっとスリリング。それから床に掃除機をかけ、雑巾をかける。そして本と資料の整理。これは今日一日では終わらない。震災以来、本棚の上にダンボール箱などを置いてさらに本を収納することは控えめにしているため、その分の本が床の上に石柱のように積まれていている。ときどき歩くときに体がぶつかって崩れる。たまに何もしていないのに自然現象のように崩れることもある。根本的な対策はなく(一階の書庫も一杯)、いよいよ本を売る(捨てる)しかないかと思う。
夕方、ジムにいくつもりだったが、掃除に時間がかかって、断念。ジムの帰りに寄るつもりだった、本日が年内最後の営業日の「まやんち」へ行く。
ガトーバナーヌ(バナナとクルミのケーキ)のキャラメルアイスクリーム添えを注文。今日知ったのだが、来年から月・火・水がお菓子教室になり、カフェは木・金・土の3日間だけになるのだそうだ。学期中は土曜日にしかいけない。でも、土曜日は混むんだよね。
「よいお年を」の挨拶のとき、店長さんに前から気になっていたことを質問した。店長さんのお名前は「ますみ」という。「まや」ではない。「まやんち」の「まや」は何処から来たのかと。答えは、子供の頃、お祖父さんから「まーや」と呼ばれていたから、というものであった。そして店を開くにあたって、「~んち(家)」という名前にしたかったんだそうだ。「まーやんち」→「まやんち」。確かに、「ますみんち」だと西口のバーボンストリートにあるスナックかみたいな感じがするが、「まやんち」はエキゾチックな雰囲気で(マヤ文明!)、紅茶と手作りスイーツのお店に相応しい。
「まやんち」は新年は10日(木)からの営業である。
一年を振り返る時期だが、飲食店に関しては、今年初めて入った店で、その後、気に入って通うようになった店は3軒ある。「まやんち」、「SKIPA」、「トンボロ」である。日常の生活圏の外側(旅先)まで視野に入れると、信州の蕎麦家「香草庵」と「眞」、カフェレストラン「グリーン・エッグ」は、友人Kの別荘「安楽亭」を今年春夏冬の三度訪問して、その度に必ず寄っている。それから、こちらはまだ一度しか行っていないが、忘れられない店になったのは、青森のベジタブルレストラン「ペピーノ」、弘前の蕎麦家「曾」、高知の「草や」、「土佐茶カフェ」、「洋食ノイエ」である。次にかの地に行ったときは間違いなく再訪するだろ。いい店と出会うことは、人との出会いと同じで、人生の楽しみの中でも最上位に位置するものである。
夕食は豚しゃぶ。通常、我家では、白菜を使うが、今日はいただきもののキャベツを使う。普通のキャベツではなく、サボイキャベツ(別名:ちりめんキャベツ)と呼ばれる煮込み料理に適した品種である。何よりも黄緑色がきれいだ。
明日は研究室の掃除だ。