民主党参議院議員の羽田雄一郎氏が、国土交通大臣として初入閣を果たしました。私の記憶が正しければ、玉川大学で私が英米文学科４年生の時、氏が教育学部の１年生、つまり同窓です。多分、玉川大卒の大臣は氏が初めてで、本来もっと喜ぶべきなのに…。原因は“野田改造内閣”に対する、期待感の希薄さです。地元では、自民党国会議員のオデンが立ち始めました。いつも民主党のそれをお願いしている場所にも、です。「どうしてもと頼まれたので、仕方なく」との同級生のメールに、「こういうことか」と愕然としています。５０年以上も国民生活を壊し続け、権力の座に再び戻らんとする旧政権に、過剰にラブ・コールを送るその姿勢は、少なくとも私は理解出来ません。田中秀征氏が「約束破る首相に世論は絶望」と主張していますが、旧政権が牛耳る地方政治のど真ん中で、満身創痍で活動する自治体議員に首相は、「従わない者は去れ」と言い放つのか、そんな息苦しさを感じている今日この頃な野田。
