「何も、そんなこと言わなくても」との、少し苛立ちを含んだ話です。
ある会合で、壬生町では比較的新興地域――今は随分と高齢化が進んでいる、そこのボス的立場の方がこんなことを。
「たくさん人が住んでいるのに、ここは選挙の投票率が最低に等しい。地元に議員がいなきゃ、やっぱりダメなんだよ。だから、あのヒトたちを応援しているんだ」――。
政治の話がそぐわないところで、「よくもまあ」と思いました。当然私はその話題には入り込む気持ちすらありませんでしたが。その場にいた何人かはそそくさと席を後にしていました。
その低投票率の低い地域で、一番票を戴いています。この前真岡に行ったら、同市議から「落合さん、〇〇地区で人気なんだって!?」とのお声かけを戴いています。
壬生は人口約4万人ですから、2500人に対いて1人議員がいることになります。「地元に議員がいなければ、何もはじまらない」と思っているアナタ、政治を語るなかれです…。