OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

朝日が眩しい・・・それが不思議で面白い(^^;

2019-03-22 08:07:36 | Weblog
気が付けば、庭の梅が満開・・・どころか、散り始めています。そんなことにも気づかなかった、この二週間でした・・・(^^;。

おかげさまで、最初はどうなることかと覚悟をしかけた夫も無事に退院し、母の体調不良もようやく原因が判明して病気に対応した治療が始まり・・・イッセイに襲い掛かってきた我が家への病の波が、良い方向に向かって動き始めたように感じられます。

ただ・・・高齢の母に関しては、今回のことが始まりなのかもなぁ~と思わなくもないです。つまり、その、わたしの介護者生活の始まり、ということです。薬や食事の管理をし、お通じの心配をし、毎日病院に連れていき・・・まだまだ大したことはないのですが、そういうことを自分自身の生活の中に盛り込んでリズムをつくっている途中なので、けっこう気疲れします。母が、今よりもっと、自分で出来ることが減っていくと・・・当然、わたしがすべきことが増えていくわけですが・・・母の変化に合わせて、自分の生活をどう組み立てていくか・・・時間的なこと、労力的なことはもちろん、精神的なことをどうコントロールしていくか・・・そこなんですよね・・・そう、どう自分自身をコントロールしていくか、特に気持ちの部分でどう覚悟をしていくか、決心していくか・・・その上で、ちゃんと気楽になって向き合えるか・・・そこなんでしょうねぇ~、きっと(^^;。

ところで・・・梅が咲いているのにも気づけなかったとお話しましたが・・・この騒動の少し前に、居間のコタツに入ってぼんやりしていたときのことです・・・

我が家の居間は、東向きなので、毎朝、お日様が昇ってくるのを、刻一刻とリアルタイムで感じることができます。今までは、夫が出勤準備をしている時間に、まだ真っ暗だったのが、今ではもう、すっかり白んでいる・・・と、日の出時間の変化などは、かなりハッキリと、しかも正確に感じられます。

それだけでなく、カーテンをブラインドに変えてから、日が昇る位置や角度の変化も、かなり身近に感じられるようになりました。眩しくて、部屋に差し込む朝日を遮るために閉めるブラインドの箇所が、日一日と変わっていくのですよっ!!そうかっ!!そういうことが!!思わず、子どもの頃に理科で習った太陽の運行についての知識を、今になって確認した気分になりました(^^)。

でも、きっと学問の始まりって、こういう感じなんじゃないかなって思いました。今はものすごく高度になってしまって、とてもとてもわたしのような貧弱な頭の持ち主には難し過ぎて理解不能な世界になってしまっている天文学とか物理学とか、そういう学問も・・・きっと始まりは「あれ?朝、日が昇ってくるとき、眩しいと思う場所が違うぞ・・・それって何でだ?でも、あっちこっちに移動するわけじゃなくて、毎日少しずつ左に移動しているぞ・・・それってどうしてだ?」なんて疑問から始まって・・・それを記録して、規則を見つけて、そこから理由を推測して・・・みたいなこと・・・ですよね、きっと。

とんでもなく進化した今の科学には、とても手が出ないけれど・・・その始まりの不思議を面白がる感覚とか、それを自分なりに「何でかな」って考える楽しさとか、そういうのは、わたしでもできるんだなぁ~って思いました。もちろん、もうすでに先人たちが、とっくに答えをだしてくれている疑問ではありますが・・・そんなことはいいじゃありませんか。科学の進歩、人類の未来のための疑問ではなく、自分の脳内のお遊びでしかありませんが・・・ボケ防止のお楽しみくらいにはなるんじゃないでしょうか、ねっ(^^;。

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