OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

よく知っているはずのアナタの、まったく知らない顔

2007-07-13 21:56:37 | Weblog
だからぁ~、都会は苦手だって(爆)。

今日の取材は、西宮(甲子園のあるところ)だった・・・だった、はずだった。西宮なら土地勘があるし、「楽勝でいっ!!」と軽く地図を確認して、ナビの付いていない車で出かけた。そしたら・・・ン?おかしい、あるべき場所に、あるべきものがない・・・住所は、ここのはずなのに。それで、先方に電話をかけて確かめた。すると、なんと、大阪に引越し?! うっそぉ~っ!!で、わたし的には、今日の取材は諦めて、後日の約束を取り付けようと考えたのだけど・・・

「そこから、三十分くらいです」
「えっ、でも、地図を持ってないので・・・」
「大丈夫、単純な道筋です」
「はっ・・・はぁ~」

ということになった。実際、とっても分かりやすい道筋ではあったのだけどね・・・国道二号線を、ずっと真っ直ぐに走るっていう、ほんとに単純な道筋だったけどね・・・でも、地図も無しに、始めての道を走るって、ものすごぉぉ~く不安になるものなんだと、身にしみた。しかも、大阪だし。しかも、今日は金曜日だし。しかも台風来てるし。ラジオの交通情報では、あっちで事故の渋滞、こっちで緊急工事による渋滞と、車の流れの滞りばかりを告知してるし。果たして、無事に辿り着けるものなんだろうか・・・という気分だった。

地図さえあれば、かなり縦横無尽に行動できる方なんだけど・・・地図がないと、こんなにも不安なものかと驚いたよぉ~。地図って、偉大だなあ。実際に役に立つという意味でも偉大だけど、持っていることによって与えられる安心感が、いかに大きいか、理解させて頂きました。

ちなみに、タイトルの「よく知っているアナタ」とは、国道二号線のことです。でも、わたしの知っている国道二号線は「西宮~神戸」間だけ。西宮以東、つまり「西宮~大阪」間の国道二号線は、わたしが、まったく「知らない顔」の国道二号線だった・・・ふにぁ(^^;。

というわけで、都会に車で出かけるものじゃないということと、地図なしに知らない場所で行動することの精神的負担を、思いっきり体感した一日なのでした。