OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

素人の業界目線

2007-07-07 22:21:15 | Weblog
まったく始めての土地で、始めての本屋にいった。待ち合わせの時間より、一時間近く早く現場に付いたので、時間を潰すために本屋に行った。案外、欲しいと思う本が沢山あったけど・・・相変わらず、好みの分野の本は、置かれているコーナー自体が小さかった(^^;。

でも、それ以上に、なんだかなぁ~と思ったのは、自分の本屋を見る視点だった。以前は、決して、そんな見方をしなかったのに、今は「へぇ~、こういう特集を組むかぁ~」とか「ほぉ~、やっぱり力を入れるところは、こういうところだね」とか、妙に醒めたスタッフ目線で本屋さんを見てしまっている自分がいたんだよね(^^;。

本屋さんが本屋さん目線で本屋を見るのは当然。出版社の人間だって、出版社目線で本屋を見て当然。作家さんたちが、作家さん目線で本屋を見るのも当然。だって、かれらは、総じてその業界の人だからね。

けど、わたしは違う。多少の書き物はしていても、決して業界の人間ではない。断じて、そうではない。だから、そういう目線は持ちたくないし、持つべきではないのに・・・なんだか、中途半端な立ち居地で、ものを見ているなと思う。

そういえば、最近、素人さんのテレビ業界目線が目だつよね。普通、外の人間が使わない業界用語を、ことさら使ったりするでしょ。わたしの、スタッフ目線で本屋を見るのも、それと似てると思う。

ちなみに、野球ファンが、監督にでもなったみたいに、あれやこれや言うのとは、ちょっと種類が違う。あれは・・・嫌味な人もいるけれど、基本的には可愛いと、わたしは思う(^^)。

だからナンだろう・・・ん~ん、何も分かってないのに、分かったような気分になって、分かったような口をきく大人にはなりたくないと、歳だけは立派な大人だけで、精神的には未だケツの青いオバサンは、そう思うのでありました(^^;。