OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

スカスカって、好くない?

2006-11-26 15:42:11 | Weblog
ネットで購入したプリンターのインクが届いた。中身に釣り合わない、やけにデッカイ箱に入れられて届いた。中で、インクがカタカタ揺れないように、その大きな箱には、厚手の紙が、クシャクシャにされて入れられていた。

その紙が、少し光沢のあるキレイな青色だったせいか、わたしは、それを捨てるのが勿体無く感じられた。手で、紙の皺を伸ばし、幾重にか畳んで、取り置くことにした。きっと、使うことは無いだろうにね(^^;。

で・・・その、紙の皺を伸ばしている時に思ったこと・・・

キレイに折りたためば、僅かな体積にしかならないこの紙が、くしゃくしゃにされることによって、本来の自分の体積の何倍もの空間を満たすんだなあ~。けど、それを違う角度から見ると・・・スカスカってことで・・・なんだか、箱に詰められていたこの紙の様子は、まるでワタシの脳みそのようだなと。

けどね・・・この紙の場合、そのスカスカが役に立ってたわけだよね。スカスカだから、インクを守るクッションになれたわけだよね。スカスカって、かなり「守る」力を持っているよなぁ。

なんだかね・・・教育に熱心な人たちの話を聞いていると、彼らって、絶対に、このスカスカを許さないでしょう。みっちりギッチリ無駄なく詰まっているってことだけを良しとしているんだよね。けど・・・そんなことないんじゃないかな・・・脳でも、心でも、生き方でも、スカスカな部分が必要なんじゃないかな。もちろん、全部がスカスカじゃぁ、ちょっと困っちゃうけどね(^^;。