ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

おばあちゃん

2006-06-07 14:00:46 | Weblog
 昨日は札幌まで大手不動産会社が主催する勉強会があり、朝早くから出発する。出発前に大切なお客さんが来られ、お客様を急がせてしまう。
 勉強会というか研修会は盛大だった。相変わらず俺は眠くなり、コックリだ。途中、去年の今頃電話があった札幌のおばあちゃんより電話があった。私の土地がスキー場のリフトの前にあった、と。研修を切り上げ、おばあちゃんの営業する店へ。
 樹木きりんを年取らせたような70代後半だろう。とにかく、ワガママな商売人だ。「おーぃお茶」、「早くしなさい」とか怒ってばかりいるようだが従業員は慣れているのでどってことはない。従業員数人の平均年齢は70代後半だろう。
 一昨日、ニセコに行ってきた。私の土地はリフト乗り場のすぐ近くにあった、とのことで権利書を見せて貰うが全然違うところ。しかし、聞き入れない。運転手や従業員が集まったが、ばあさん社長の言うことは聞いているがハッキリ違うと言えない。で俺が言った。「絶対間違っている、地元の不動産屋を信じろ!」と。そうしたら従業員達も「社長、違うかも知れない」等と言い始め、社長も「......そうかも知れない」とやって諦める。
 しかし、ニセコが気に入ったので土地を買い建物を建てたい、何とかして、と。去年はヒラフの建物の一室を借りて店を出し、商売したい、と言っていたが、今回ヒラフを周り、外人が嫌いなのでちょっと離れたところが良いと言い出した。
 ワガママな社長だが憎めない。随分お金も持っていそうだ。ただ、80才前後で未だ商売をしたい、その熱意に圧倒される。しかも去年あった時よりも顔色がいい。随分、顔色が良くなりましね、と言うと「去年は贅沢病、美味いモノばかり食べていたので調子悪かった」と。強引で押しが強いおばあちゃんだが何となく可愛さももっている。魅力的で元気が貰えるおばあちゃんだった。
 折角だから札幌に泊まった。前に札幌の美味しい寿司屋さんの紹介を受けていたのでそこに行った。カウンターが7席、テーブルが1卓の小さい、しかもビルの奥まったところにあったがすぐに一杯になった。実にオシャレな寿司だ。丁寧な料理だし、まあ美味しいのだろう。酔って、ベッドから落ちたようだ。6月7日昼過ぎ。心地よい風が吹いている。写真は昨日の札幌。今日からよさこいソーランが始まるとのこと。
コメント
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