本日は
このひとの命日ですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ab/cae713a009945db51e01099e64266215.jpg)
このひと とはすなわち、このひとのことであって
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/5c/4ab1c9fe76be711f015577a0710e9852.jpg)
すなわち、このひとのことであって
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6c/e2e2ed2ca5ada07971863f73899f0c59.jpg)
うーむ資生堂の広告みたいですね、
すなわち、このひとのことですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/f0/643a425f7c7dadff43091831d6346c3d.jpg)
そうですとも。
本日は
クラウス・ノミの命日なのですよ。
1983年8月6日
エイズによる合併症で、
逝っちまいやがりましたよ。
遺体は本人の希望どうり火葬に付され
N.Yの街に撒かれたのだそうです。
医療関係者を除いては
おそらくヤツと最後に言葉を交わした人物、友人ジョーイ・アリアスの証言を以下にご紹介します。
*注 当時エイズは治療法はおろか感染源さえも分からない謎の病気で、病院も手のほどこしようがありませんでした。
患者は隔離病棟に入れられ、面会者はマスクや防護服を身につけねばならず、患者に触れることは禁じられました。
(病状が進むにつれ)、彼はモンスターのような容貌になっていった。
目は紫の裂け目にしか見えなかったし、体中に斑点ができて、完全に消耗しきっていた。
8月5日の夜、彼は言った。
「ジョーイ、僕どうしたらいいんだろう?病院はもう、僕を置いておきたくないみたいだ。
すっかり見放されてしまったんだ。こんなこと、もう止めなきゃいけない。僕はもう、良くはならないんだから」
僕はクラウスが回復して、また歌えるようになるんじゃないかと夢見てた。
容貌は崩れてしまっていたから、幕か何かに隠れて歌わなきゃならないけれども。
「君は”オペラ座の怪人”ってことになるね」僕は言った。「また一緒にショーをしようよ」
「うん、そうだね」彼は笑って答えた。
このアイディアは彼の気に入って、その時は本当に具合がよくなったように見えた。
これが金曜の夜のこと。
僕は次の日の朝また彼を見舞うつもりだったけれど、病院から電話がかかって来た。
クラウスがその夜のうちに死んだ、という連絡だった。
Klaus Nomi -- from ATTITUDE
Klaus Nomi, biographie romance
私のことを忘れないで
私のことを忘れないで
だけど ああ 私の運命は忘れて
2ndアルバム 『シンプル・マン』所収『DEATH』より。
ヤツのことを書いた記事などをネットであさっておりますと(エエ何とでもおっしゃいまし)
「このひと本当に宇宙人だったのではなかろうか、
実は自分の星に帰って行っただけで、今もどこかで歌っているんではなかろうか」
といったコメントをちらほらお見うけします。
のろもそう思いたいなあ。
でもね、もう、いないんですよ、このひと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ee/7cdb5e8c33cfdf5e29531433f9f451f0.jpg)
こんなにかわいいのにね。
このひとの命日ですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ab/cae713a009945db51e01099e64266215.jpg)
このひと とはすなわち、このひとのことであって
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/5c/4ab1c9fe76be711f015577a0710e9852.jpg)
すなわち、このひとのことであって
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6c/e2e2ed2ca5ada07971863f73899f0c59.jpg)
うーむ資生堂の広告みたいですね、
すなわち、このひとのことですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/f0/643a425f7c7dadff43091831d6346c3d.jpg)
そうですとも。
本日は
クラウス・ノミの命日なのですよ。
1983年8月6日
エイズによる合併症で、
逝っちまいやがりましたよ。
遺体は本人の希望どうり火葬に付され
N.Yの街に撒かれたのだそうです。
医療関係者を除いては
おそらくヤツと最後に言葉を交わした人物、友人ジョーイ・アリアスの証言を以下にご紹介します。
*注 当時エイズは治療法はおろか感染源さえも分からない謎の病気で、病院も手のほどこしようがありませんでした。
患者は隔離病棟に入れられ、面会者はマスクや防護服を身につけねばならず、患者に触れることは禁じられました。
(病状が進むにつれ)、彼はモンスターのような容貌になっていった。
目は紫の裂け目にしか見えなかったし、体中に斑点ができて、完全に消耗しきっていた。
8月5日の夜、彼は言った。
「ジョーイ、僕どうしたらいいんだろう?病院はもう、僕を置いておきたくないみたいだ。
すっかり見放されてしまったんだ。こんなこと、もう止めなきゃいけない。僕はもう、良くはならないんだから」
僕はクラウスが回復して、また歌えるようになるんじゃないかと夢見てた。
容貌は崩れてしまっていたから、幕か何かに隠れて歌わなきゃならないけれども。
「君は”オペラ座の怪人”ってことになるね」僕は言った。「また一緒にショーをしようよ」
「うん、そうだね」彼は笑って答えた。
このアイディアは彼の気に入って、その時は本当に具合がよくなったように見えた。
これが金曜の夜のこと。
僕は次の日の朝また彼を見舞うつもりだったけれど、病院から電話がかかって来た。
クラウスがその夜のうちに死んだ、という連絡だった。
Klaus Nomi -- from ATTITUDE
Klaus Nomi, biographie romance
私のことを忘れないで
私のことを忘れないで
だけど ああ 私の運命は忘れて
2ndアルバム 『シンプル・マン』所収『DEATH』より。
ヤツのことを書いた記事などをネットであさっておりますと(エエ何とでもおっしゃいまし)
「このひと本当に宇宙人だったのではなかろうか、
実は自分の星に帰って行っただけで、今もどこかで歌っているんではなかろうか」
といったコメントをちらほらお見うけします。
のろもそう思いたいなあ。
でもね、もう、いないんですよ、このひと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ee/7cdb5e8c33cfdf5e29531433f9f451f0.jpg)
こんなにかわいいのにね。
クラウス・ノミ、死んでしまったんですよね…今の時代なら彼を受け入れる土壌が整っていると思うのに。私はリアルタイムでは石橋楽器のポスターぐらいしか記憶にないので、もっと知りたかったです。
ううぬ、やられました
「○○忌」という風にくると思いきや
『ヤツ』でしたか(笑)
ヤツ氏の最期はとても悲惨なものだったと
語り継がれておりますが、
ひとたび検索すれば「あんなこんな姿」
な、画像ばかりで想像できないと言いますか
想像するけど実感がないと言いますか。
当時の時代と、病気が病気だけに
誹謗や中傷は凄かった様ですが
実際、その「姿」をとらえたりしたような
ゴシップ写真やらが一切出ないというのも
ヤツ氏の置かれていた状況が
本当に恐ろしいものだったと言うことでしょうか。
誰も近づかない、孤独
・・それが現実だったなんて。
ヤツ氏の曲など聴きながらいつも
やりたかった事のどのくらいをできたのかな・・
なんていつも思いふけっております。
はじめまして。ご訪問ありがとうございます。
「What's ~」はノミ検索でお尋ねして以来、しばしば閲覧させていただいております。
ノミ、本当に今生きていてくれたら・・と思わずにはいられません。
ヤツを80’という時代のあだ花と見なす人もおりますが
むしろ、いろいろな分野の境界線が曖昧になって
アートにおいても音楽においても何でもアリな現代の方が
ヤツはよりよく受け入れられたことでしょうし、より生きやすかったことでしょう。
「来るのが遅すぎたナー」とつぶやきながら自分の星に帰って行った・・・
と、思いたい。
帰って行ったにせよ、死んじまったにせよ、
これから新たにヤツの写真や映像が生産されることは 決 し て 無 い という悲しさ。
仕方がないので、自分で生産している次第でございます。
技も無ければ芸もないへたっぴいのイラストではございますが
愛情だけはめいっぱい込めております。
ノミ話、これからもぼちぼち続けて行く所存でございますので
ぼちぼちお立ち寄りいただけたら幸いでございます。
うまお様、いらっさいませ。
タイトルは けっ こう悩みました。(あほ)
ワタクシとしては、他の人と横並びには扱えないお方でございますから、ヤツは。
ヤツの最後の日々を記録した画像が無いのは(あるいは、公開されていないのは)
大変残念でございますね。
出歯亀的な好奇心なのかもしれませんが
ヤツがどんな姿で死んで行ったのか、ぜひ知りたかった。
間接的な接触すらHIV感染源になると思われていた時代ですから
お見舞いに行った人は、本当にわずかだったでしょうね。
決して孤独を好む人ではなかったのに、手を握ってくれる人も無く
独りぽっちで死んで行かねばならなかったなんて。
嗚呼、友人たちに泣きながら電話をかけたヤツの心情を思うと
本当に辛うございます。辛がっても何にもなりませぬが。
やり残したことも山ほどあったことでしょう。
「映画に出たいし、自分でも作ろうと思ってる」なんて言っておりますし。
http://www.kristianhoffman.com/articles/mumpspress/vintage/klaus-nomi-jul79.jpg
あるブログでは、ノミの早逝は「神に愛されたから」だと
言っておいでです。
http://d.hatena.ne.jp/chem-duck/20050606
ああせめてもの慰めに、そのように考えたいものです。