のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

G20への呼びかけ

2009-03-29 | Weblog
ううう
いがいたい。

それはさておき
どうも署名呼びかけ記事の割合が多くなっておりますが、別にブログの主旨を替えたわけではございません。
単にこのごろ映画や展覧会に行く時間がなく、そっち方面のネタがないだけでございます。
というわけで、再びAvaazからの署名呼びかけメールでございます。

以下、メール本文(和訳文責:のろ 週末のデモ行進に関する部分は省略しました。もはや週末を過ぎてしまいましたので...)

Dear friends,

世界の首脳たちがロンドンに集まって世界的な経済危機への対策が話し合われるG20サミットまで、あと数日です。グリーン・リカバリーのための投資、そして経済の刺激、調整、根本的な改革のための大胆な救済策。これらの点で各国が合意することが、何としても求められます。

グリーン・リカバリー...環境産業への投資によって経済を立て直すこと。

しかし大胆な措置を求める世論の高まりがなければ、我々のリーダーたちは、この歴史的試練に失敗してしまうかもしれません。そこで私達は、ロンドンサミットへ向けた緊急の申し立てを草しました。この請願はサミットに参加している首脳や政府高官らに直接届けられます。下のリンク先から、署名にご参加ください。

London G20 Summit: Put people first!

*のろ注:↑メッセージの訳や参加の仕方は当記事の下の方に記載しています。ちなみに、いつもは「現在の参加者数」は単に水色のバーで示されますが、今回は可愛い動画になっています。それだけでも、ぜひ御覧くださいませ。



世界規模の景気後退は、私達に関わりのあるもの全てを脅かすこともありえます。貧困の増加、戦争、環境破壊、失職、そして子供たちの未来をも脅かしています。けれども、くいとめる道はあるのです。各国がグリーン・リカバリーに投資すること、新興国の脆弱な経済が破綻しないよう、救済資金を確保すること、世界の経済市場を適切に調整し、IMFのような組織を民主化すること。こうした強力でバランスのとれた救済策をとることこそが、その道です。

こうした類の大胆で世界的なアクションについて、各国の首脳が合意をみることはまれです。だからこそ、私達はこの呼びかけによって、彼らに圧力をかけようとしているのです。この署名に参加することは、世界経済の立て直しのために必要な方針と改革に対して一票を投じることにもなります。私達の要求は全てG20サミットへと届けられます。どうぞ今すぐご参加ください。

1933年の折には、首脳たちはロンドンに集まったものの、世界恐慌を止めることができず、恐慌はその後10年間続きました。2009年の今回は、世界中の人々が首脳らに呼びかけ、彼らがきちんとやってくれるよう要求しなければなりません。

希望と決意をもって
Paul, Graziela, Ricken, Paula, Ben, Brett, Luis, Alice, Milena, Iain and the whole Avaaz team


*****
送られる請願書

G20ロンドンサミットに参加している首脳のみなさんへ
私達は、みなさんが世界的な救済策を講じるにあたり、一般市民の救済を第一とすることを求めます。即ち、世界経済の刺激、調整、根本的な改革、そして持続可能なグリーン・リカバリーへの投資について合意することを要求します。

*のろ注*
水色のバーで出ております Sign the petition 欄から署名を送っていただけます。 

以前にもご参加いただいた方は、一番上の Already Avaaz member? の空欄にメールアドレスを入力してSENDボタンをクリックしていただくだけでOKです。
初めての方は、その下の空欄に
Name:お名前
Email:メールアドレス
Country:国籍(選択)
Postcode:郵便番号
を入力の上、ピンク色の Send:送信ボタン をクリックすると署名に参加できます。
右側に表示されている数字(*** have signed the petition)の***は現在の署名の総計です。
送信後、ご参加ありがとうページに移動します。

入力したアドレスにはご署名ありがとうメールが届きます。
その後も署名を呼びかけるメールが随時届きます。
それはちょっと...という方は、送られて来たメール本文の一番下にある go here to unsubscribe.(青字)という所をクリックして、移動先の空欄にメールアドレスを入力→SENDをクリックすれば登録は抹消されます。

*****




キンスキー来宅

2009-03-28 | 映画
のろは思いやりのない人間なので否が応にも思いやりを要する歓送迎会といった場には近づいてはいけないのだということをうっかり忘れておりました。
やれやれでございます。

それはさておき

ポポル・ヴーのCDを引っぱり出して聴いていましたら、キンスキー×ヘルツォーク映画がたまらなく観たくなり



勢い余って買ってしまいました。



やっは~い。



もしや特典にこんなのが入っているのではと期待しておりましたが、本編のみで特典映像はございませんでした。

Werner Herzog on Klaus Kinski


でも、いいんでございます。
キンスキーが狂乱状態で下宿のバスルームに立てこもり、48時間に渡って叫び続け、トイレや浴槽をふるいにかけられるほど粉々にして住民を恐怖に陥れたというくだりを聞くだけで、のろはなんだか元気が出てまいります。

なんでじゃろう。

おーい、ポープさん

2009-03-25 | Weblog
Avaazからしばしば届く署名呼びかけメール。当ブログでご紹介したり、しなかったりしておりますが、これは別に、ワタクシが呼びかけの内容に優劣をつけているからではございません。ひとえに、メールが届いた時点でワタクシに読んで訳す気力と時間があるか否かという問題でございます。
まあ、気力および時間の有無という判断においてすでに優劣をつけているとも申せましょうが...

つきつめると何もできなくなろので、あまり考えないことにいたします。
ひとまず。

以下は23日の夜に届いた署名呼びかけメールでございます。(和訳文責:のろ)

Dear friends,

今週、初めてアフリカを訪れたベネディクト教皇は「コンドームを配布してもエイズは予防できません。問題をいっそう酷くするだけです」と言いました。

法王の見解は、エイズ予防研究の結果とは食い違っている上、エイズの予防と啓発につとめてきた人々の何十年もに渡る努力を後退させるものです。全世界11億人以上のカトリック信者、そして全アフリカ2200万人のHIV陽性者に及ぼす強い道徳的影響を考えれば、法王のこの発言はエイズの蔓延に大きく貢献し、何百という人々の生命を脅かしかねないものです。発言の結果、世界的な懸念が広がりはじめています。ヴァチカンにもこの発言を撤回しようという動きがあります。私達の緊急署名にご参加ください。効果が立証されているエイズ予防方法をくれぐれも無駄にしないよう、法王にはたらきかけましょう。

カトリック信者ほか、あらゆる人の信仰は、尊重されてしかるべきです。また教皇は、この他のエイズ予防策、例えば、性交の抑制や配偶者への貞節については支持しています。こうしたことは、コンドームの使用と並行すれば効果的な予防策になります。カトリック教会はさまざまな社会活動を行っており、その中にはエイズ患者のケアも含まれています。しかし、コンドームの配布はエイズ予防に効果がない、という教皇の発言には、科学的根拠がありません。そればかりか、これによってコンドームの使用が減るようなことがあれば、致命的な過ちとなります。

HIVおよびエイズは、コンドームの使用によって予防できます。この痛ましい病気に対する簡単な解決法はありませんが、目下の所最も効果のある予防策は、コンドームと教育のコンビネーションなのです。これによって危険な性行動が増えたという調査結果もありません。だからこそ、アフリカの司祭や修道女たちまでも、教皇の発言に疑問を呈しているのです。

私達はカトリック教会の見解そのものを変えてくれとは言いませんが、有効な予防策に反対するようなことは言わないでほしい、と教皇に求めるつもりです。重要なのはあらゆる宗教の信者、とりわけカトリック信者が、この問題について慎重になってくれるよう、教皇に求めることです。署名にご参加ください。そしてお友達やご家族にも呼びかけてください。この請願によって、実際に人の生命が助かるのです。
すでに全世界で2500万もの人々がエイズで亡くなりました。1200万の子供たちがエイズ孤児となっています。本当に沢山の人々がこの抗議に加わってくれれば、人類はエイズに対する闘いにおいて重要な勝利を収めることができるでしょう。

Pope Benedict: Help Us Prevent AIDS

With hope,
Ricken, Alice, Ben, Graziela, Iain, Brett, Paula, Pascal, Luis, Paul, Veronique, Milena and the whole Avaaz team

*****

送られる請願書

教皇ベネディクト16世様
どうぞ貴方の憐れみをもって、HIV/エイズの蔓延によって重大な危険にさらされている全ての男性、女性、子供、そして貧しい人々のことをお考えください。そしてコンドームを使った公教育やエイズ予防プログラムを無にするようなご発言はお控えください。

*のろ注*
水色のバーで出ております Sign the petition 欄から署名を送っていただけます。 

以前にもご参加いただいた方は、一番上の Already Avaaz member? の空欄にメールアドレスを入力してSENDボタンをクリックしていただくだけでOKです。
初めての方は、その下の空欄に
Name:お名前
Email:メールアドレス
Country:国籍(選択)
Postcode:郵便番号
を入力の上、ピンク色の Send:送信ボタン をクリックすると署名に参加できます。
右側に表示されている数字(*** have signed the petition)の***は現在の署名の総計です。
送信後、ご参加ありがとうページに移動します。

入力したアドレスにはご署名ありがとうメールが届きます。
その後も署名を呼びかけるメールが随時届きます。
それはちょっと...という方は、送られて来たメール本文の一番下にある go here to unsubscribe.(青字)という所をクリックして、移動先の空欄にメールアドレスを入力→SENDをクリックすれば登録は抹消されます。

*****

以上

ローマ法王:「コンドームでエイズ解決できぬ」発言で波紋 - 毎日jp(毎日新聞)



冷蔵庫から愛をこめて

2009-03-11 | Weblog
*阿刀田高さんの小説とは何の関連もございません、あしからず*


関西圏で聴けるFMラジオ局”FM COCOLO”では、早朝にBBCワールドサービスのニュース番組を放送しております。
リスニングを鍛えたいのろは夏場は起きて、冬場は半分寝ながら、聴いていおります。
先日も床の中で寝聴きしていたんでございますが、アンカーのクイーンズイングリッシュに続いて、突如として「ウルトラマンタロウ」のテーマが流れてまいりました。

BBCでウルトラマンタロウでございますよ。
すわ何事かと飛び起きましたが、よくよく聴いてみると何のことはございません。
某国の漢字の読めない首相にまつわる、いわゆるバカニュースのイントロだったのでございました。
しかしウルトラマンタロウとは...やるなあ、BBC。

それはさておき

今月は暇人なりにちと急がしうございまして、あまり記事をUPできないやもしれません。当のろやをちょくちょく、いやもしかしたら毎日、覗いてくださっておいでの皆様、まことに申し訳ございません。
とりあえずAvaazから届いたメールだけでも、できるだけご紹介できればと存じます。
以下は昨日届いたものでございます。

以下、メール本文(和訳文責:のろ)


Dear friends,
今週、ヨーロッパの事業監査人たちは冷蔵庫やテレビなどに対する、新たな省エネ基準の設定に着手します。厳しい基準が設けられれば、ヨーロッパの気候汚染物質を劇的に減らすこともできるでしょう。しかし企業側は、この計画の弱体化を狙ってロビー活動を行っています。

私達はちょっと変わったメッセージを受け取りました。未来から送られて来たメッセージビデオです。送り主は冷蔵庫のColdyくん。(のろ注:冷え冷えくんとか冷え太郎くんとか、そんな感じ。可愛いです)まずはビデオをご覧のうえ、署名にください。署名はこの木曜日に、交渉にあたっている人たちへと届けられます。(のろ注:もう木曜日になってしまったから間に合わないや、と諦めないでくださいまし!日本とヨーロッパ(例えばイギリス)とでは9時間の時差がございます)

Coldy the Fridge


ーーーーーーーーーー
Coldyくんのメッセージ(ざっと訳。細部は間違っているかもしれません)

やあ、ぼくはColdy-3000。未来の超省エネ冷蔵庫だよ。
政治に訴えるっていうのはあんまり好きじゃないんだけど、君の助けが必要なんだ。
今週、ぼくみたいな家電の省エネ基準について、検討されることになってる。
信じられないかもしれないけど、冷蔵庫とか、ビルの暖房とか、テレビとかって、環境汚染の原因にもなるんだよ。
恥ずかしいことだよね。省エネ基準を低く抑えようとしている企業もある。
もしそんな人たちが勝ったら、ぼくは、永遠に存在しないかもしれない。
冷蔵庫は投票できないけど、政治家は君たち人間の言うことなら聞いてくれる。
署名に参加して!手遅れになる前に。木曜日には政府の交渉人たちに届けられるからね。
もし参加してくれたら、約束するよ。君のために、ミルクをとびきり新鮮にしておくってね。
もう一つ、約束。君は、地球を救うことになるのさ。
ーーーーーーーーーー

私達が日常で使う冷蔵庫や、テレビや、洗濯機などなどの省エネ率を劇的に改善するグリーン・テクノロジーはすでに開発されています。専門家の研究結果によると、厳しい省エネ基準が気候変動に与えるインパクトは非常に大きく、ヨーロッパの車両の3分の2を削減したのよりも大きな効果を出しうるだろうということです。その上、こうした基準はヨーロッパに暮らす人々のエネルギー関連支出を大幅に減らすことにもなるでしょう。

しかし環境破壊にうとい企業は、環境に配慮しない製品を安く売りさばくばかりで、環境関連の投資を避けようとするでしょう。全ヨーロッパの市民の声を、EUの交渉人たちに届けなければなりません。企業のロビイストたちの声だけではなく。

With hope,

Ben, Luis, Iain, Graziela, Paula, Alice, Milena, Ricken, Brett, Pascal, Paul, Veronique, and the entire Avaaz team

(のろ注:↓ここから署名できます)
EUROPE: LEAD ON EFFICIENCY!

*****
*のろ注*
水色のバーで出ております Sign the petition 欄から署名を送っていただけます。 

以前にもご参加いただいた方は、一番上の Already Avaaz member? の空欄にメールアドレスを入力してSENDボタンをクリックしていただくだけでOKです。
初めての方は、その下の空欄に
Name:お名前
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Country:国籍(選択)
Postcode:郵便番号
を入力の上、ピンク色の Send:送信ボタン をクリックすると署名に参加できます。
右側に表示されている数字(*** have signed the petition)の***は現在の署名の総計です。
送信後、ご参加ありがとうページに移動します。

ちなみに今回は一日で5万人分の署名が集まっているとのこと。

入力したアドレスにはご署名ありがとうメールが届きます。
その後も署名を呼びかけるメールが随時届きます。
それはちょっと...という方は、送られて来たメール本文の一番下にある go here to unsubscribe.(青字)という所をクリックして、移動先の空欄にメールアドレスを入力→SENDをクリックすれば登録は抹消されます。

*****


以上。

今の日本、
今のこの世界に暮らす私達は
インカ帝国を滅ぼしたスペイン人や
凄まじい乱獲でリョコウバトを絶滅させたアメリカ人や
ナチスの台頭を黙認したドイツの知識人やヴァチカンのお偉方たちを
非難する資格を少しも持たないのですよ、
もし今、目の前にある明白な危機を見ていながら、何も行動を起こさないならば。

わたくしはそう思います。





米議会に請願書を

2009-03-05 | Weblog
国際NGO、Avaazからのメールが届きました。
グアンタナモ収容所での虐待をはじめ、ブッシュ政権が「テロとの戦争」の名のもとに行ってきた非人道的な行為を調査する委員会の立ち上げに関して、請願書への署名を呼びかけるものです。

以下、メール本文(和訳)

Dear friends,

今週アメリカはおぼつかないながらも、独立調査委員の設置に向けたはじめの一歩を踏み出しました。公開調査の対象になるのは、ブッシュの「テロとの戦争」のもとで行われてきた拷問、勾留、盗聴、そして世界中に設置された秘密監獄への、不法な身柄移送などです。これは大きな進展です。とはいえ案の定、こうした事件を闇に葬ろうと神経を尖らせている大物たちがいます。

8年間に渡って隠匿されてきた事柄を白日の下にさらし、責任者を追求し、このような不正が二度と起こらないようにするために、調査委員会は不可欠です。委員会の設置は、テロ対策を強化するブッシュ政権下で傷つけられてきた人権をアメリカはこれから回復するつもりである、という強いメッセージとなるでしょう。

しかし米国内を含め世界的な、しかも強力なサポートがなければ、委員会設立法案が成立しない恐れもあります。署名にご参加ください。この署名は今週、採決が下される前に、米上院司法委員会に届けられます。

War on Terror: Demand the Truth

*****
送られるメッセージの和訳

合衆国政府へ:私たちは、虐待的な手段とブッシュの「テロとの戦争」政策を終わらせる、としたオバマ大統領の公示を歓迎します。私たちは独立した調査委員会の設立、何が行われて来たかについての徹底的な調査、そして責任の追求を強く求めます。また、これからのアメリカの反テロ対策には、人権尊重の原則を厳しく遵守し、法に服することを求めます。これらが実現してこそ、新しい国際関係を始めることができるのです。

*のろ注*
水色のバーで出ております Sign the petition 欄から署名を送っていただけます。 

以前にもご参加いただいた方は、一番上の Already Avaaz member? の空欄にメールアドレスを入力してSENDボタンをクリックしていただくだけでOKです。
初めての方は、その下の空欄に
Name:お名前
Email:メールアドレス
Country:国籍(選択)
Postcode:郵便番号
を入力の上、ピンク色の Send:送信ボタン をクリックすると署名に参加できます。
右側に表示されている数字(*** have signed the petition)の***は現在の署名の総計です。
送信後、ご参加ありがとうページに移動します。

ちなみに今回は48時間で10万人分の署名が集まっているとのこと。

入力したアドレスにはご署名ありがとうメールが届きます。
その後も署名を呼びかけるメールが随時届きます。
それはちょっと...という方は、送られて来たメール本文の一番下にある go here to unsubscribe.(青字)という所をクリックして、移動先の空欄にメールアドレスを入力→SENDをクリックすれば登録は抹消されます。
*****


先立つ8年間の損失を考えれば、この正義を求めるキャンペーンによって明るみに出ることは沢山あるはずです。今週の公聴会を先駆けとして、年間を通じた調査活動が行われることになるでしょう。この請願書に寄せる声が大きくなれば、私達はあらゆる機会を捉えて、政策決定者たちにこの声を届けます。しかしまずもって、徹底的かつ断固とした調査委員会が設立されること、これが肝要です。不法な行為を見逃さないためだけではなく、グアンタナモ収容所に代表される、拉致、死亡、失踪といったことごとを二度と繰り返さないためにも。

気がかりなことに、いわゆる「テロとの戦争」は終わったわけではありません。先週、オバマの司法省チームは、ブッシュ政権下でやったのと同じ主張を繰り返しました。バグラム空軍基地(アフガニスタン)に勾留されている捕虜たちは、勾留に異議申し立てをする権利を持たない、と言うのです。逆に、大きな方針転換もありました。米国内にいる「敵の戦闘員たち」がようやく審理にかけられるという次第が、上述の主張とは別個に発表されたのです。

2つの矛盾する決定は、オバマ政権がまだ方向性を固めていないということを示しています。今こそ、両極端な委員会に対して、譲れない一線をはっきりと示す時です。過去を押しやり、オバマ政権を後押ししましょう。人権を擁護し、拷問を断固として禁じ、独断的な逮捕拘留を行わず、法秩序を遵守する。アメリカが、テロに対する取り組みや国際問題において、これらのことを先頭きって行えるように。

ブッシュ時代の犯罪が秘密裏にされ、不法行為の責任が問われないばかりかこれからも継続するかぎり、国同士の不信と暴力が止むことはありません。希望の種を植えましょう、この歴史における暗い1ページを読み、私達みんなが分け合っている責任を理解しましょう。ページをめくってしまう前に。

With hope,

Brett, Alice, Pascal, Ricken, Paula, Ben, Graziela, Luis, Paul, Iain, Milena, Veronique - and the entire Avaaz team



『町家再生の論理』

2009-03-01 | 
本の表紙イラストを描かせていただきました。



1月19日の午前2時半に、理性の神様に怒られながら作業していたものでございます。



中の方にまで使ってくださって。
ああ、のろのような無能者には本当に勿体ないことでございます。
ちなみに



↑オペラ版「ジプシーのとき」より、主役のお2人に密かにご登場いただきました。

Emir Kusturica Le Temps des Gitans - punk opera


「ジプシーのとき」、そもそもは1991年に公開された、のろの大好きなエミール・クストリッツァ監督の映画でございます。
それがパンク・オペラに生まれ変わって、2007年にパリで上演されたんでございますよ。
音楽はもちろん監督がギタリストをつとめるNO SMOKING ORCHESTRA。ヴォーカルでリーダー(多分)のDr.ネレを始め、バンドのメンバーも出演しております。(↑リンク先映像で白黒半分スーツおよびいかがわしい口髭姿で歌っているのがネレ。いやあ、実に素敵でございますね。惚れ直しましたとも)
口惜しいことにDVDはフランス語版しか出ていないんでございますが、どうしても観たかったのろは翻訳サイト首っ引きで仏版アマゾンにて購入いたしました。
いやはや、届きましたよ、ちゃんとパリーから。京都太秦のろの部屋まで。
何とも、恐ろしいまでに便利な時代でございます。