のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

昨日まで普通に暮らしていた

2006-08-09 | Weblog
あなたの家に、こんな通達が来たらどうします?

「即刻立ち退きなさい。この町をもうすぐ爆撃します。残っている人には、命の保証はありません」

そして実際、着の身着のまま避難しなければならないとしたら。

あなたのお気に入りの服も
あなたの大切な本も
なつかしい思い出の品も、何も持たずに。

毎日水をやらなきゃいけない鉢植えも
大事なデータが入ったパソコンも
長年あなたと連れ添った家具も
全て「もうすぐ爆撃される」家に残して。

ご承知の通り、今まさにこうした境遇に
レバノンとガザ地区の人々は置かれています。
残念ながら私達には、今すぐイスラエルとヒズボラの間に割って入って
”ツマラナイカラヤメロト云フ”ことはできないのですが
できることが全く無いというわけでもありません。

先日のろ宅に、日本UNHCR協会から中東危機レバノン緊急支援のお願いが届きました。
それによると、7月末時点で約70万人の市民が避難を強いられているとのこと。
また、攻撃が始まる前からレバノンにいた、イラクやスーダンからの難民も保護を必要としており
今回の緊急援助活動のため、今後3ヶ月で約21億7000万円の資金を要するとのこと。

募金というのは、した時もしなかった時も
何やら後ろめたい気持ちになるものですが
どうせなら「して、後ろめたい」方を選ぼうではありませんか。
世の中の全ての募金活動に応じていたら、多分生活していけませんし(そうでなくても薄給だし)
家計に響かない範囲でお金だけ出す、というのは偽善的かもしれない。
それでもやっぱり、何も行動しないよりは
した方がいいんです。

UNHCR Japan - News

右上の「ご寄付の受付」から、各種難民支援活動への寄付ができます。
郵便局やコンビニからも送金できます。
レバノン危機への寄付は、指定先「緊急1」です。


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