ここ数日の毎朝の出勤と帰宅時の「幸福感」。
それは、家の前の畑のチューリップの開花風景。
6~7分咲きながら、鮮やかな色彩に癒されます。
数年前から、植えはじめたチューリップ。
今年はおよそ600本。年々増える本数。
前年の球根と買い足した球根をエリア分けして植えます。
前年の球根は色が混じるが、新しい球根は色別に開花。
色も様々なうえに、花の高さが異なる前年度の球根からの開花。
インターネット購入の球根は、色の種類が写真付きで仕分け可能です。
Uターン後10年が過ぎ、「花咲爺さん」になった私。
春のチューリップ、夏のヒマワリ、秋のコスモスと花いっぱいの田舎暮らし。
庭にはパンジーなどの寄せ植えの20以上の大鉢。そして雪柳。
同時に開花する 深紅の「花桃」や真っ白な「プラム」がチューリップを囲む「色の競演」。
原色のチューリップと紅白の色合いは、「絵にかいた」様な風景。
居ながらにして、「桃源郷」を体感できる田舎暮らしです。
米や野菜つくりにあまり関心のないかみさん。
しかし 花つくりには熱心です。家の周りや空き地の除草剤散布も積極的。
電動式除草剤散布機を自ら購入、満タン時15キロ以上を背負い嬉々として散布。
この時ばかりは「田舎の嫁」を演じます。
夫婦二人の必要とする野菜の量はわずかなもの。
「ならば・・」と植えはじめた花が、この時期色とりどりに我が家を囲みます。
近隣の高齢者やウォーキングの人が、足を止める花畑。
先祖の遺してくれた畑や庭の有効活用です。
そして、夫婦の「花つくり」の共同作業は、「熟年離婚」を防ぐ方法かも?(笑)
このチューリップの開花風景を東京に住む娘たちにLINEで配信。
「綺麗!」「今日チューリップを買いに行こう!」とコメントあり。
田舎暮らしの私たち夫婦の穏やかな生活をみせることで、娘たちに安心感を・・。
経済的に厳しい娘たちにも、「団子より花」の世界の存在も知らせたいとの想いも。
昨日午後 驚きの体験を。
突然我が家を訪問、私の車のヘッドライトの「黄ばみ」を除去してくれた人が。
80歳を超す隣の集落に住む重鎮。午前中 菩提寺の責任者会議で打合せした人。
菩提寺の駐車場での立ち話の時、車のライトの黄ばみが気になったのだとか。
汚れ落としのクリームとコンパウンドとウェス持参で、磨いてくれたのです。
手慣れた感じで汚れを落とし、立ち去った人。恐縮する私を残して。
田舎に住み、善意の人とふれあい、花に囲まれる生活は「宝物」です。
画像 チューリップ 1 後の白いプラムとカラフルなチューリップの対比が絶妙
プラムを昔は「さざんきょう」と呼んでいた記憶が
チューリップ 2 何故か 赤が先に咲きます
チューリップ 3 チューリップ畑の上に我が家が
はなもも 今年はすこし早い開花
鮮やかな原色は、まるで「造花」の様。
来年は、もう少し増やし、できたら1000本に挑戦予定。
元気で生きていたらの話ですが。
プロに聞くと、たい肥を入れるともっと色が出るそうです。
「はなもも」には、実はできません。
ピンクよりもっと濃い「深紅」は目立ちます。
近隣の人も、この「はなもも」を知らない人が大半です。
色とりどりで、こがぁに咲いとったら
圧巻じゃろうね?
プラム? 初めて耳にしました。
桜かと思うたら違うんですね?
ほいでこの色は桃じゃったんかー!
ヨソで咲いとるのを見て
「あのピンクの濃いいのは何かいの?」
と言いよったんですよ。
『はなもも』っちゅーことは実は出来んのですか?