あっという間の岡山、新見でのゴールデンウィーク。
入社以来の長期休暇でしたが、過ぎてみればつかの間。
NPO設立や「音楽村」開村準備が目的でした。
単身の私の家族サービスや休息も、もちろんですが。
成果はありましたが、期待値はもっと高いものでした。
行政と突っ込んだ進展、実家改装の具体的なプランとスケジュールなど。
自分の想いだけでは、進まないことも実感。
もちろん相手があることだから当然ですが・・・。
性急に結果を求める習性が、長い間に身に付いてしまったのかも知れません。
反面 嬉しいことは、たくさんあったのです。
それは、人とのふれあい、旧友との再会。
「音楽村」村長を快諾いただいた作曲家であり指揮者の保科洋先生。
楽しい酒とおいしい魚が関係力をより強めてくれました。
30数年前の学生オケのひとりのOBの「夢」に賛同してもらったのです。
先生の存在がなかったら思いつかなかった構想です。
音楽を通じての、先輩・後輩の再会も感動です。
母校のオケの練習を聴き、先生から現役生に紹介され、挨拶。
地元のアマオケで現在も演奏している先輩や、コンバスの後輩夫妻にも会えました。
チェロを弾く四女やかみさんに、私の「青春時代」を見せることができました。
岡山のジュニアオケに入団が決まり、今日初めての参加の予定です。
学生時代には、想像もしなかった家族の岡山の生活と音楽との接点。
母親はかなり歳をとっていました。
足はいっそう衰え、歩く姿は痛々しい様子。
ただ息子のUターンと家の改装を、近所や知人に話しているそうです。
「大正女」の頑固さは、依然健在です。食欲も85歳と思えないほど旺盛。
「浦島太郎」のような私の帰還。田舎暮らしの大変さを感じます。
かみさんの不安はもっとあるはず。こちらも「昭和女」の意地か、口にしません。
「虫」の苦手なかみさん。子供たちもみな同じです。「蛇」は私の天敵です。
弟や妹は、兄貴の田舎生活は「とてもつとまらない」とからかいます。
今まで贅沢してきたこと、体力のないことなど。事実だから反論しません。
退職後のセカンドライフスタート直前の帰省。
ふるさとのある幸せを実感した一週間でした。
画像 桃太郎スタジアム(岡山陸上競技場)
廃校の体育館(音楽村候補校)
オケ練習風景(母校のオーケストラの管楽器)
「クッキー」(母を守ってくれている雑種の犬、もう歳です)
行政への説明には、手順を踏まなければなりません。担当が変わると、また最初からです。個人により受け止め方が異なります。当初より時間はかかりそうです。かみさんはずっと付いてきてくれました。こんなに良く話したのも久しぶりです。「言いだした聞かない私」とのかみさん評です。
ちおさん
短歌の勉強会に出席したとのこと読みました。前進ですね。刺激やプレッシャーを受けて、スキルアップはあります。自己満足では成長しないから。踏み出した勇気に拍手です。
元ベース弾きさんの「本気」が伝わったことでしょう。
きっと前に進み始めることと思いますよ。
奥様がとても協力的なのが頼もしいですね。
今まで企業人だった旦那様の勇気ある転身を
応援していらっしゃるんですね。
お幸せですね