元ベース弾きの田舎暮らしは

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同窓会 幹事84歳、90歳の出席者

2007年01月17日 | ふるさとの母親
 母親が同窓会の幹事をすることはもはや趣味です。

 年に数回は開催します。
未だに国鉄(今のJR)勤務時代の友達が多いのです。当時から60年以上経っています。
昔の仲間からの依頼で毎年同窓会です。その幹事を引き受けているのです。

 私が、80歳を過ぎての幹事は珍しいというと、嬉しそうに言います。
「今回は15人も集まるし、会費も男の人が持ってくれるためご馳走が食べられる」と。
出席者を確認する為に電話をかけまくります。

 12月の出席者は78歳から90歳までだったそうです。
俗に「国鉄一家」と言われていたそうですが(もう死語に近いものですが)その結束力には、脱帽です。


 他の姉妹と異なり勉強嫌いのため、女学校へ行かず昭和21年まで7~8年間努めたそうです。仕事として電話の交換手から戦時中は車両の編成作業までしたそうです。(男が戦争に取られ、いないため)
 
 多くの子供を育てた母方の祖父は、母の性格を見抜き勉強よりは社会へと国鉄勤務を許したのです。その国鉄時代を謳歌したのが、今に繋がっています。

 そのネットワークはびっくりするくらい広く、選挙が大好きです。(陣営から頼られています)一言余分なことをしゃべり、紛糾の種を作ることもあります。

 未だにボケずに昔のことをよく覚えていますが、直近の記憶になると
怪しいこともありますが、息子の私もそれと似たようなものですからあまり言えません。

 又勉強が嫌いだったという割に、小学校の同窓会を未だにやっています。
これこそ70年以上前のつながりですが、こちらの幹事も欠かしません。

 この同窓会開催が、母親の元気さの秘密のような気がします。

 母親の勤務していた駅は、岡山県北の新見駅です。
田舎の駅ですが、伯備線・姫新線・芸備線の交わる拠点でした。

 好奇心が旺盛で、口が達者で、涙もろいのです。未だに「丼飯」をたべます。
このまま何時までも幹事をして欲しいと思っている団塊世代の息子です。

画像は 現在の岡山県北の新見駅(昔の母親の勤務先)
「駅は世界」さんの了承を頂き掲載しました。
http://blog.goo.ne.jp/naka_premium/e/24381af4fff00de222102856687b4732


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