元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

午前は神様と、午後は仏様と

2023年03月19日 | ふるさと

彼岸に入った今日は、忙しい日曜日。

午前中は、宮司を迎え集落の「荒神祭り」。

午後は、菩提寺の住職の身内の葬儀。

 

我が集落で、昔から継続している「荒神祭り」。

域内にある小さな「社(やしろ)」三か所を巡回し、祝詞を挙げ感謝の日。

「五穀豊穣」と「家内安全」を祈願します。

そのあと「直会(なおらい)」。昔は多分、集落のビッグイベント?

公式に酒が飲める場であり、コミュニケーションの場だったのでしょう。

 

貧しい時代の集落は、多分「助け合う」ことにより生活が成り立っていた?

人々は裕福になり、相互扶助がなくとも生きていける時代に。

加えて 個人情報保護の「美名」は、付き合い方を大きく変えてきました。

全員参加の神社の氏子を拒否し、町内会不参加の人も急増。

物理的な過疎化だけでなく、精神的「孤独」状況は深刻です。

 

     

 

今日午後は、菩提寺の住職の身内の葬儀。

 

「神」との関係力と同じように、「仏」との関係も変化。

菩提寺のイベント参加は、高齢者が圧倒的。

「除夜の鐘」以外は、若い人の参加は少ないのです。

「墓終い」が増え、檀家数の減少や住職「無住」の寺院の増加も。

 

IJUターンの促進で、最近護持会の会長訪問も開始。

民生委員や老人クラブの会長、町内会長と共に地区の有力者である護持会長。

多くの役職を兼務している人が多く、貴重な意見や情報もあります。

 

「コロナ」の影響で、変化したのが葬儀の在り方。

「家族葬」が増え、会葬者も減少?

通夜や葬儀後の会食は、ほとんどありません。

また  遠隔地の親戚や友人の会葬減少で規模は縮小。

葬儀場のマネージャーは、変化ぶりをレクチャーしてくれました。

 

後期高齢者の仲間入り寸前の私。

毎日 事業者や役職者を訪問する日々。

多くの人に面談し、刺激を受けています。

実態を嘆くだけでなく、解決方法の模索のヒントもありそうです。

 

画像   荒神祭り    集落のメンバーが宮司の祝詞を  (数年前)

     慈眼寺     菩提寺  この寺の護持会長拝命4年目

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする