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「閉所恐怖症」

2021年04月10日 | ビジネス

昨日 初めての体験を。

Uターンで就職希望の若者と石灰会社の見学、鉱山の採鉱現場に。

お借りした長靴とヘルメットを着用しての見学です。

山の頂上の入り口から、車で迷路のような坑道を下り採掘現場に。

 

この石灰製造会社は、地表の露天掘りでなく、地下から石灰を掘り出す方法。

ダンプも通り抜けられる大きなトンネルの先では、重機が稼働中。

ダイナマイトで粉砕した石灰岩を地上に運び、より細かく砕きます。

 

わが町の基幹産業が石灰製造。

全国でも福島と並び良質の石灰の埋蔵地であるわが新見市。

市内には、大小の石灰会社が存在し、多くの人が働いています。

 

採鉱課長の説明を受ける若者は、「現場作業は面白い」と 嬉しそう。

この石灰の会社は、市内でも優良企業、年間休日は120日以上。

より良質な色の白い石灰岩を求めて地中深く掘り進むらしい。

 

実は私は、閉所恐怖症であり、高所恐怖症も。

東京勤務時代、一番の心配は、地下鉄乗車中の地震。

地下の深い場所での遭難を考えると・・。

 

     

 

石灰の用途は幅広く、世の中の日用品の大半に使用されているとか。

国の基幹産業の製鉄所の溶鉱炉に休みなく供給される触媒としての石灰。

微粉末にされた石灰は、化粧品や食料品、カルシウム入りの加工乳にも。

 

石灰会社を希望する若者は少なく、見学希望は稀なケース。

手作業などほとんどなく、重機の運転や保全作業の資格取得が必要な職種。

小中学校の子供に、石灰産業の実態を知らせる課外授業も始まっています。

 

坑道を抜け出し、緑の風景を見て、ホッとした私です。

能力の有無に関係なく、職業には適・不適があることを実感。

職業相談員として、様々な会社の業務を体感し、伝えたいものです。

 

   

 

画像    石灰採鉱     採鉱とは重機運転  三共製粉ホームページより

               会社見学をお願いした会社です

      庭の花      庭に寄せ植えの鉢を10数個配置

      庭        家の中から花を見ます

コメント (2)
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