野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

細長い香水バラの実

2006-08-12 17:15:36 | 庭のバラ春
いよいよ今日から徳島の夏、阿波踊りが始まります。
演舞場のある街中からかなり離れた我が家の周辺でも、なんとなくうきうきとした空気が漂っているのはおもしろいものです。
消防自動車は、「阿波踊りなどのお出かけの際には、火の元の確認をお忘れなく」、とスピカーで流しながら回っています。会社の駐車場や、施設の庭など、あちこちで踊りの衣装に身を包んだ人達が目に付きます。
誰でも踊りに参加できるのが、阿波踊りの醍醐味ですね。

今日は香水バラのローズドメの実を写してみました。細長くて、なんとなくざらざらとしています。
香水バラと呼ばれるダマスクローズの先祖は、ロサ・モスカータとロサ・ガリカが関係していると言われますね。
けれどもそのどちらの実も丸いのに、ダマスクにはどうして長い実がなるのか、説明がつきません。
DNAを調べてみたら、ロサ・フェドチェンコアナが関わっていることがわかったのだそうです。
どこでどう関わったのか、興味がわきます。私の庭にはサマーダマスク、オータムダマスク、ローズドメなど何種かありますが、花を丸ごと収穫することもあって、なかなか実を見ることがありません。
なるべく残すようにしているのですが、結実しにくいです。去年ついた実を割ってみましたが、その中に種は一個しか入っていませんでした。
結実しにくいのでしょうかね。
いちどロサ・フェドチェンコアナを手元において、ダマスクローズに遺伝している特長というのを、観察してみたいものだと思っています。
ほかに細長い実で、葉が白いといえばアルバローズを連想します。
アルバも園芸種ですね。野生のものはないそうです。これの成立のどこかにも、フェドチェンコアナがなにかかかわっているのでしょうか、気になるところです。




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