二重生活~ふたえぐらし

日々のこと、読んだ本や漫画、ライブの感想等

課題外読書[休日][本]

2015-07-12 21:21:38 | 本・漫画

歌舞伎町のゴジラ、初めて見た。
この位置からだとちょっと遠すぎ。


●休日

わりとのんびり過ごした土日。
先週、図書館で借りてきた本を読んだりしていた。
他にはぼちぼちと外出。
洗濯物がとてもよく乾いた。

昨日の夜は、味噌を買いに行った。
変な用事。
亀戸に味噌だの漬物だのの専門店がある。
この間そこで味噌を買ったらやはり美味しくて、再びそこで買うことにした。

今日は所要で母校(大学)まで。
大学時代にしょっちゅう居座っていたサイゼリアに居座って本を読んでいた。
その後、数駅分、散歩。
暑いけど夏らしくて嬉しいな。
久しぶりにカラオケ行ったけど、なんか何したらいいかよくわからない感じ。
戸川純を練習しようかな。

本当は他にもやるべきことがある。
職場で出された課題英文があって、それを読んで訳さなくてはならない、けどやりたくない。
Google翻訳は使うなとクギ刺されたし。
翻訳の仕事がしたいとか思っているのに、こんなことではいけないけど、気が重い。
流し見ただけで、知らない単語が山ほどあった。
夏休みはないのに夏の宿題はあるなんて。


●昨日今日読んだ本

・三上延『ビブリア古書堂の事件手帖4』
前に読んだシリーズの1~3の内容はずいぶん忘れちゃったけど、面白かった。
乱歩に関する蘊蓄がいろいろ知れて嬉しい。
横溝正史が乱歩の編集やってたことがあるとか、知らなかったー。

・大崎梢『平台がおまちかね』
これも本屋がらみのミステリ。
この人が別シリーズは書店員が主人公だったけど、こちらは出版社の営業が主人公。
ミステリ要素も無理なく面白いし、出版社営業という職業の遣り甲斐みたいなものが伝わってくる。

・日野日出志『私家版 今昔物語』
怖い!怖い!
読み終わった後、ついつい石鹸で手を洗ってしまうほどの禍々しさ。
全6話で、まあ、どれも怖い。

いつまでもいつまでも恐怖の続く、第1話『花吹雪血染女郎蜘蛛(はなふぶきちぞめのじょろうぐも)』。
陰惨な情念の救われない第2話『蛇小町鱗怪談(へびこまちうろこのかいだん)』。
見開き絵が凄まじくも美しい第5話『川狩直助人魚奇談(かわがりなおすけにんぎょのきだん)』。
哀しくも恐ろしい第6話『黒髪鴉雪地獄(くろかみがらすゆきのじごく)』。

怖いけど、タイトルも絵もグッとくる。
あとがきの日野先生の"ホラーを描いたつもりは無い"発言は、真意はわかるけどつっこみたいところ。

・『クトゥルフ神話への招待』
これはアンソロジー。
J.W.キャンベルJr.の『遊星からの物体X』が、有名なだけあって、ハラハラする展開。
最初は『狂気山脈』そっくりかと思ったら、途中からは全然違った。
ラムジー・キャンベルの数話は、原作が悪いのか訳が悪いのか、いまいち良さがわからず。
結局、ラブクラフトの『クトゥルフの呼び声』が一番面白かった。

で、今は綾辻行人『人形館の殺人』を読み始めたところ。
本楽しい。
あと図書館から借りた本と人様から借りた本が1冊ずつあって、どちらも楽しみ。
その2冊を"ご褒美"として勉強しようか。