読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

南河内グリーンロード

2009年02月06日 | 自転車
南河内グリーンロード

国道371号線の千早口、府道長野金剛山線の鳩原、森屋金剛山ロープウェー線の東阪、309号線の水分、大阪府道200号線の持尾、そして最終的に166号線(竹内街道)にでる、いわば大阪府の南側から東側の山々、要するに金剛山や大和葛城山そして二上山の大阪側の麓をぐるーっと回ってくるような位置にある大阪府道を南河内グリーンロードと呼んでいるらしい。らしいどころか、そういう標識もあるので、そういうことになっているのだ。今日はそれをぐるーっと走ってきた。

371号線の旧道と南海電車の旧線跡が遊歩道となっている道を通って千早口まで行った。これはこの前逆方向に走った道なので、すいすいと。ここから南河内グリーンロードに入る。実はこれもこの前逆方向に走った道なので、かなりの坂が続くけれども、道はいいし、交通量はほとんどないので、元気に走って、鳩原へ。

金剛山に行くときよく通る道なので、どこにそんな道があるのかなときょろきょろしながら探していると、あった。急な坂が分岐している。そこをまたえっちらおっちら上がる。ここも道はいいし、天気もいいし、いい気持ちで走る。さらに走って、富田林から金剛山にあがる金剛バスの路線である道にでる。そしてこれをしばらく下ってから、国道309号線の水分に抜ける広域農道に入る。ここもちょっと上がっただけで、あとはずっと下り。しかもほとんど車は来ないし、道はいい。だがるんるん気分はここまでだった。

水分に出てから、しばらく上がると、大阪府道200号線がある。これが激坂。もうダウンシングしないと上がれない。やっと上がりきったと思ったら、まったく眺望がない。そして今度は急な下り。上河内という村に下りてくるのだが、四十折で道も狭いしおもしろくもなんともない道。しばらく下りて下河内で広域農道に入る。ここがまた面白くない。ダンプが何台も走り、まるでダンプ街道。それもおわって、持尾というところまで来ると、すばらしい眺望。南は近大病院から堺東のツインタワー(JR堺駅前にあるタワー)までよく見える。うちの最寄り駅にあるビル群も見えるではないか。しばらく休憩をする。

あとは下り一方で竹内街道まで出て、この前も走った河南橋を渡って、帰ってきた。途中で、叡福寺に聖徳太子廟というのがあり、ちょっと見物した。この廟は井澤元彦も書いているが、聖徳太子と妃の膳部大郎女(かしわべのおおいらつめ)、穴穂部間人(あなほべのはしひと)王后の三人をこの廟に合葬していると言う意味で変わったところだ。そのあたりのことを井澤元彦は聖徳太子たちが自殺をしたから、通常おこなう大規模な墳墓を作る時間がなく、また太子が怨霊となる前に埋葬しなければならなかったことなどを挙げている。いくらチェーンをつけているとはいえ、ロードバイクをあまり長時間ほったらかしにもできないので、ちょっと見物してから帰ってきた。(左の写真にある中央の森の中に聖徳太子廟がある)
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『フランス家族事情』 | トップ | 『第三の嘘』 »
最新の画像もっと見る

自転車」カテゴリの最新記事